iPadの「世代」とは何か?シリーズ別に整理が必要
iPadには複数のシリーズ(無印iPad、iPad Air、iPad mini、iPad Pro)があり、それぞれに「第◯世代」と呼ばれるモデルが存在します。ただし、Proモデルには「世代数」の表記がなく、発売年と画面サイズで分類されるため、理解するにはシリーズごとに分けて確認する必要があります。
本記事では、2025年6月時点でのiPadシリーズごとの「何世代まであるか」をすべて整理し、各モデルの違いや特徴を事実に基づいて紹介します。
1. iPad(無印モデル)の歴代世代一覧
Appleが2010年に初代iPadを発売して以来、無印iPadは定期的にモデルチェンジされています。2025年時点での最新モデルは「第10世代」です。
- 初代:2010年
- 第2世代:2011年
- 第3世代:2012年3月
- 第4世代:2012年11月
- 第5世代:2017年
- 第6世代:2018年
- 第7世代:2019年
- 第8世代:2020年
- 第9世代:2021年
- 第10世代:2022年
※2025年6月時点で第11世代は発表されていません(公表されていない)。
2. iPad Airの世代一覧と特徴
iPad Airは軽量モデルとして2013年に初登場し、現在は第5世代が最新です。
- 初代 iPad Air:2013年
- 第2世代:2014年
- 第3世代:2019年
- 第4世代:2020年(ホームボタン廃止・USB-C対応)
- 第5世代:2022年(M1チップ搭載)
第6世代の登場は2025年内との予想があるものの、正式な発売情報は現時点では公表されていません。
3. iPad miniの世代一覧
iPad miniは小型モデルとして根強い人気があります。2021年に登場した第6世代が最新です。
- 初代:2012年
- 第2世代:2013年(Retina Display)
- 第3世代:2014年(Touch ID追加)
- 第4世代:2015年
- 第5世代:2019年(A12 Bionic搭載)
- 第6世代:2021年(全面ディスプレイ、USB-C採用)
第7世代の登場時期は公表されていません。
4. iPad Proの歴代モデル一覧(世代数表記なし)
iPad Proは2015年に登場した高性能モデルで、画面サイズや搭載チップによって分類されます。「第◯世代」という表現ではなく、「12.9インチ 第◯世代」「11インチ 第◯世代」などと表記されます。
12.9インチモデル
- 第1世代:2015年
- 第2世代:2017年
- 第3世代:2018年(USB-C採用)
- 第4世代:2020年
- 第5世代:2021年(M1チップ搭載)
- 第6世代:2022年(M2チップ搭載)
- 第7世代:2024年(M4チップ搭載)
11インチモデル
- 第1世代:2018年
- 第2世代:2020年
- 第3世代:2021年
- 第4世代:2022年
- 第5世代:2024年(M4チップ搭載)
まとめ:iPadはシリーズごとに世代が異なる
2025年6月時点での各iPadシリーズの最新世代は以下の通りです:
- iPad(無印): 第10世代
- iPad Air: 第5世代
- iPad mini: 第6世代
- iPad Pro 12.9インチ: 第7世代
- iPad Pro 11インチ: 第5世代
モデルごとに「世代数のカウント方法」や「年次更新の有無」が異なるため、購入や買い替えを検討する際は公式サイトや最新スペック表を確認することが重要です。
また、世代が新しいからといってすべてのユーザーに適しているわけではなく、用途に応じた性能や価格帯のバランスを見極めることがiPad選びの鍵となります。