MacBookでDVDを再生する方法|外付けドライブと再生ソフトの使い方を解説

MacBookシリーズ
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MacBookでDVDは再生できるのか?基本仕様を確認

2025年現在、Appleが販売しているMacBookシリーズ(MacBook Air、MacBook Proなど)には、内蔵のDVDドライブ(光学ドライブ)は搭載されていません。これは2012年以降のモデルで共通しており、DVDメディアを直接挿入して再生することはできません。

そのため、MacBookでDVDを再生するには、外付けのDVDドライブと再生ソフトの両方が必要になります。Apple純正または市販のUSB接続のDVDドライブを使用すれば、動画再生やデータ読み込みが可能です。

必要なもの:外付けDVDドライブと再生ソフト

MacBookでDVDを再生するために必要なものは以下の2点です:

  1. 外付けDVDドライブ(USBまたはUSB-C対応)
  2. DVD再生ソフト(macOS対応のアプリ)

Apple純正の「USB SuperDrive」は、Intel Macおよび一部のAppleシリコンMacで動作確認されています。ただし、USB-A端子で接続するため、USB-C端子しかないモデルでは変換アダプタ(USB-C to USB-A)が必要です。

市販の外付けDVDドライブも多くの製品がmacOSに対応しており、ドライバ不要で接続後すぐに使用できる製品が一般的です。

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DVDの再生に使えるmacOS対応ソフトウェア

macOSには「DVDプレーヤー」という純正アプリが標準でインストールされています。このアプリは、商用DVD(リージョンコードが一致しているもの)や自作DVDの再生に対応しています。

DVDプレーヤーの起動方法:

  1. DVDを外付けドライブに挿入すると、自動でDVDプレーヤーが起動する
  2. 起動しない場合は「Launchpad」→「その他」→「DVDプレーヤー」から手動起動

再生できない場合、以下のような代替再生ソフトを使う選択肢もあります:

  • VLC media player(無料・オープンソース)
  • 5KPlayer(無料、リージョンフリーDVDにも対応)

特にVLCは多くのフォーマットに対応しており、DVD再生時のエラー回避にも有効です。

リージョンコードの制限と注意点

DVDには「リージョンコード(地域コード)」が設定されており、日本の市販DVDは「リージョン2」に分類されます。MacBook本体やDVDドライブにもリージョンコードの設定があり、異なるリージョンのDVDは再生できない場合があります。

macOS標準の「DVDプレーヤー」は、再生可能なリージョンコードを5回まで変更できます。6回目以降は最後に選択したリージョンに固定され、それ以降の変更はできません。

この制限を回避したい場合は、リージョンフリー再生に対応したVLC media playerなどの利用が現実的です。ただし、著作権保護されたコンテンツについては、再生制限がある場合もあるため注意が必要です。

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USB-CしかないMacBookでもDVD再生は可能か

近年のMacBook(特にMacBook Airや14/16インチMacBook Pro)はUSB-Cポートのみを搭載しており、USB-Aポートは非搭載です。そのため、外付けDVDドライブがUSB-A接続の場合は、以下のいずれかの対策が必要になります:

  • Apple純正USB-C Digital AV Multiportアダプタ
  • 市販のUSB-C to USB-A変換アダプタ
  • USB-C接続に対応したDVDドライブ(変換不要)

USB-C専用DVDドライブはまだ種類が少ないものの、macOS動作確認済のモデルも市販されています。

トラブルシューティング:DVDが再生できないときの対処法

MacBookでDVDが再生できない場合、以下のような原因が考えられます:

  • ディスクが傷や汚れで読み取れない
  • 外付けドライブが正しく接続されていない、または給電不足
  • 対応していないリージョンコードのDVDを挿入している
  • macOSが再生ソフトを認識していない(アプリの再インストールが必要)

特にmacOS Ventura以降ではセキュリティが強化されており、外部アプリの権限設定が必要になるケースがあります。システム設定の「プライバシーとセキュリティ」→「フルディスクアクセス」や「ファイルとフォルダ」などを確認してください。

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まとめ:MacBookでDVDを再生するには周辺機器と設定がカギ

MacBookはDVDドライブを内蔵していないため、DVDを再生するには外付けドライブと再生ソフトの準備が必須です。Apple純正またはサードパーティ製ドライブを接続し、「DVDプレーヤー」または「VLC media player」などのアプリで再生が可能です。

リージョンコードや接続方式(USB-C/USB-A)にも注意が必要ですが、正しく設定すればMacBookでもDVDの視聴が問題なく行えます。出張時や講義用、アーカイブ映像の確認など、DVD再生のニーズがある場合でも、適切な準備を行えばMacBookで十分に対応可能です。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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