MacBook 2017年モデルはまだ使える?スペック・OS対応・用途別に検証

MacBookシリーズ
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MacBook 2017年モデルの概要

Appleが2017年に発売したMacBookシリーズには、以下の3種類が存在します:

  • MacBook(12インチ)
  • MacBook Air(13インチ)
  • MacBook Pro(13インチおよび15インチ)

いずれもIntelプロセッサを搭載し、RetinaディスプレイやUSB-Cポートを備えたデザインが特徴です。2025年現在において、「MacBook 2017年モデルはまだ使えるか?」という疑問に対し、本記事ではスペック、OS対応状況、使用シーンをもとに事実ベースで検証します。

2017年モデル各機種の基本スペック

MacBook(12インチ)2017

  • ディスプレイ:12インチ Retina(2304 x 1440)
  • CPU:第7世代 Intel Core m3 / i5 / i7
  • メモリ:8GB〜16GB LPDDR3
  • ストレージ:256GB〜512GB SSD
  • ポート:USB-C ×1、3.5mmイヤホンジャック
  • 重量:約0.92kg

MacBook Air(13インチ)2017

  • ディスプレイ:13.3インチ(非Retina、1440 x 900)
  • CPU:第5世代 Intel Core i5(1.8GHz)
  • メモリ:8GB
  • ストレージ:128GB〜512GB SSD
  • ポート:USB-A ×2、Thunderbolt 2 ×1、SDXCスロット
  • 重量:約1.35kg

MacBook Pro(13/15インチ)2017

  • ディスプレイ:13.3 / 15.4インチ Retina
  • CPU:第7世代 Intel Core i5 / i7
  • メモリ:8GB〜16GB(13インチ)、16GB(15インチ)
  • ストレージ:128GB〜2TB SSD
  • ポート:Thunderbolt 3(USB-C)×2または4
  • Touch Bar搭載モデルあり
  • 重量:約1.37kg(13インチ)、1.83kg(15インチ)
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macOSのサポート状況

2025年6月時点におけるmacOSの対応状況は以下の通りです:

  • MacBook(2017):macOS Monterey(12)まで対応
  • MacBook Air(2017):macOS Ventura(13)まで対応
  • MacBook Pro(2017):macOS Sonoma(14)まで対応

2025年秋にリリース予定のmacOS Sequoia(仮称)は、いずれの2017年モデルも対象外となる可能性があります。最新OSを使用したい場合は、非対応であることに留意が必要です。

用途別:MacBook 2017はまだ使えるか

使えるケース

以下のような用途では、2017年モデルでも十分実用に耐えます:

  • Webブラウジング、メールチェック
  • 文書作成(Word、Pages、Googleドキュメント)
  • 表計算(Excel、Numbers)
  • 動画視聴(YouTube、Netflixなど)
  • ZoomやGoogle Meetなどのビデオ通話(設定によっては低解像度推奨)

注意が必要なケース

以下のような用途では、パフォーマンスや互換性に制限が出ることがあります:

  • macOS非対応アプリの利用
  • 重い画像編集(Photoshopの最新機能など)
  • 動画編集(Final Cut Pro、Premiere Proなどの高解像度素材)
  • 最新のゲームや3Dモデリング

また、セキュリティ更新の打ち切りが迫っているため、業務用や金融系サービスへの使用は慎重な判断が求められます。

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中古市場での価格とコストパフォーマンス

MacBook 2017年モデルは、中古市場で以下のような価格帯で販売されています(状態や構成により変動):

  • MacBook(12インチ):2万〜4万円
  • MacBook Air(13インチ):1.5万〜3万円
  • MacBook Pro(13インチ):3万〜6万円
  • MacBook Pro(15インチ):4万〜7万円

SSDの状態やバッテリーの劣化状況は個体差が大きいため、購入前の確認が重要です。オフライン用途や子供用の学習端末、軽作業中心のサブ機としては、コストパフォーマンスに優れています。

バッテリーやキーボードの劣化への注意

2017年モデルのMacBookシリーズでは、以下のようなハードウェア上の課題が報告されています:

  • バタフライキーボードによるキー不良(Proと12インチ)
  • バッテリーの最大容量減少(500〜1000サイクル前後で劣化)
  • ファンの異音や発熱(Proモデル)

Appleは一部キーボード不具合に対して無償修理プログラムを展開していましたが、2025年時点では対象外となっている可能性があります。

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まとめ:使用目的次第ではまだ実用可能

MacBook 2017年モデルは、性能面では現在の基準では中程度ですが、基本的な作業や学習用、外出先のサブ端末としては十分使用可能です。特にMacBook Pro 2017(13インチ/15インチ)は、Retinaディスプレイや拡張性も備えており、用途を限定すればコストに見合った価値があります。

一方で、最新macOSへの非対応やバッテリー劣化、キーボードの不具合リスクを考慮し、メイン機としての使用やセキュリティ重視の環境には慎重な判断が必要です。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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