iPadのキーボードが小さくなった?原因と対処法を徹底解説

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iPadのキーボードが小さくなった原因とは?

iPadを使用していると、画面に表示されるソフトウェアキーボードが突然小さくなることがあります。これは不具合ではなく、iPadOSの標準機能「フローティングキーボード」が有効になったことが原因です。特にiPadOS 13以降を搭載した端末では、ピンチイン操作(2本指でキーボードをつまむように縮小)を行うことで、キーボードが画面の隅に小さく表示される仕様になっています。

フローティングキーボードとは何か?

フローティングキーボードとは、iPadのソフトウェアキーボードを画面内で自由に移動させ、小型化して表示できる機能です。これにより、Apple Pencilなどを使用しながら片手で文字入力ができるようになり、マルチタスク操作がしやすくなります。特に第6世代以降のiPad、iPad Air、iPad Proなどでサポートされています。

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キーボードを元のサイズに戻す方法

小さくなったキーボードを通常サイズに戻すには、以下の手順を試してください:

  • キーボードの右下にある「バー」部分を長押ししながら、2本指で外側に広げる(ピンチアウト)
  • または、キーボード右下の「キーボードアイコン」を長押しして「固定と分割を解除」→「固定」を選択する

いずれの方法でも、キーボードは画面下部に固定され、従来の全幅サイズで再表示されます。

分割キーボードとの違い

iPadには「分割キーボード」という別の機能も存在します。これはキーボードが左右に分かれて表示されるもので、両手での親指入力に適しています。ただし、2022年以降のiPad Proや最新モデルでは分割キーボードのサポートが廃止されており、使用できない場合があります。この点はモデルによって仕様が異なるため、Appleの公式情報を確認することが推奨されます。

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キーボードが小さくなる誤操作を防ぐには?

フローティングキーボードの発動はピンチイン操作によって行われるため、誤操作を防ぐには2本指での無意識なジェスチャーに注意する必要があります。特にApple Pencilや指でのスワイプ操作を多用するユーザーは、知らず知らずのうちにフローティングモードに切り替えてしまうケースが見られます。

Smart KeyboardやMagic Keyboard使用時は影響なし

ハードウェアキーボード(Smart KeyboardやMagic Keyboard)を使用している場合、フローティングキーボードの影響はありません。これらの物理キーボードはソフトウェアキーボードとは別の扱いになるため、キーボードサイズが勝手に変わるようなことは発生しません。

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フローティングキーボードを無効化できる?

2025年6月時点では、iPadOSの設定からフローティングキーボード機能を完全に無効化する手段は用意されていません。そのため、使用時に誤って発動してしまった場合は手動で解除する必要があります。今後のiPadOSアップデートで設定項目が追加される可能性はありますが、それに関しては「公表されていない」のが現状です。

まとめ:突然キーボードが小さくなっても慌てない

iPadのキーボードが小さくなってしまった場合、多くは「フローティングキーボード」の誤操作が原因です。故障や不具合ではなく、iPadOSの仕様によるものなので、簡単なジェスチャー操作で元に戻すことができます。定期的にジェスチャー操作を見直し、自分の使い方に合った設定や使い方を身につけることで、より快適にiPadを利用できるでしょう。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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