Launchpadとは何か?
Launchpad(ローンチパッド)は、macOSに搭載されているアプリケーションランチャーで、iPhoneやiPadのホーム画面のようなインターフェースでMacにインストールされているアプリを一覧表示し、すばやく起動できる機能です。
macOS 10.7 Lion以降のMacBookに標準搭載されており、Dockのロケットのようなアイコンから起動できます。
Launchpadの起動方法
以下のいずれかの方法でLaunchpadを起動できます:
- DockのLaunchpadアイコンをクリック
- トラックパッドの3本指または親指と3本指を使ってピンチイン(MacBookのマルチタッチジェスチャー)
- キーボードのF4キー(機種によって異なる場合あり)
- Spotlight検索で「Launchpad」と入力してEnter
ショートカットキーをカスタマイズすることも可能です。
Launchpadでできる主な操作
Launchpad上では、アプリの起動以外にも以下の操作が可能です:
- アイコンの並び替え(ドラッグ&ドロップ)
- アプリの削除(App Storeからインストールしたアプリのみ)
- アプリのフォルダ化(アイコンを重ねる)
- 複数ページの管理(左右スワイプでページ移動)
Launchpadは視覚的にアプリを整理したいユーザーに向いています。
アプリの削除方法
Launchpad上でApp Storeからインストールしたアプリを削除する手順は以下のとおりです:
- Launchpadを起動
- 削除したいアプリのアイコンを長押し
- アイコンの左上に「×」マークが表示されるのでクリック
- 確認ダイアログで「削除」を選択
注意点として、プリインストールアプリや外部サイトからインストールしたアプリはLaunchpadからは削除できません。
Launchpadにアプリが表示されない場合の対処法
アプリがLaunchpadに表示されない場合、以下の点を確認してください:
- アプリが「アプリケーション」フォルダにあるか
- macOSの再起動を試す
- SpotlightやFinderでアプリを検索して起動する
表示されないアプリは「Dock」や「Spotlight」などの代替手段で起動することができます。
Launchpadとその他の起動方法の違い
方法 | 特徴 |
---|---|
Launchpad | 視覚的に操作でき、初心者に優しい |
Spotlight | 検索による高速起動が可能 |
Finder | アプリケーション以外のファイル管理にも対応 |
Dock | よく使うアプリを常時表示・固定可能 |
目的や好みに応じて使い分けるのが効果的です。
Launchpadをカスタマイズする方法
Launchpadのアイコンレイアウトやページ数は以下の方法でカスタマイズできます:
- アイコンのドラッグで並び替え
- 同系アプリをまとめてフォルダに整理
- Terminalコマンドでアイコン数の列や行を変更(上級者向け)
ターミナルを使う場合はmacOSの設定に影響するため、慎重な操作が必要です。
Launchpadを使わない場合の代替手段
Launchpad以外にもアプリを起動する方法は複数あります:
- Spotlight:Command + Spaceで即時検索&起動
- Dock:よく使うアプリを常時固定
- Finder:「アプリケーション」フォルダを開く
Launchpadに慣れない場合は、他の方法を組み合わせることで快適な操作環境が整います。
まとめ:LaunchpadはMacBookのアプリ操作を視覚的に整理する便利ツール
MacBookのLaunchpadは、視覚的にアプリを管理・起動できるmacOS標準の機能です。特にiOSに慣れているユーザーにとって直感的で扱いやすく、アプリの整理や削除にも役立ちます。
ただし、必ずしもすべてのユーザーに最適というわけではなく、SpotlightやDockといった他の方法と併用することで、より快適なMac環境を構築できます。
目的に応じて適切な方法を選択し、自分に合ったMacBookの使い方を確立しましょう。