AirPodsは世代を追うごとに機能とラインナップが拡充
Appleの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」は、2016年の初代モデル登場から現在に至るまで複数のバージョンが展開されてきました。発売順に沿ってそれぞれのモデルを整理することで、技術的な進化やユーザー向けの選択肢がどのように広がってきたかを理解しやすくなります。本記事では、AirPodsシリーズの発売順と各モデルの特徴を、事実に基づいて時系列で解説します。
AirPods発売順と概要一覧
| 発売順 | モデル名 | 発売日 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| 1 | AirPods(第1世代) | 2016年12月13日 | Apple初の完全ワイヤレスイヤホン、W1チップ搭載 |
| 2 | AirPods(第2世代) | 2019年3月26日 | H1チップにより接続速度と通話品質が向上、「Hey Siri」対応 |
| 3 | AirPods Pro(第1世代) | 2019年10月30日 | アクティブノイズキャンセリング・外部音取り込み機能搭載 |
| 4 | AirPods Max | 2020年12月15日 | オーバーイヤー型、空間オーディオとノイキャン対応、H1チップ×2 |
| 5 | AirPods(第3世代) | 2021年10月26日 | 空間オーディオ・耐汗耐水(IPX4)対応、Proに近い形状 |
| 6 | AirPods Pro(第2世代) | 2022年9月23日 | H2チップ搭載、ノイキャン性能強化、USB-Cモデル追加(2023年) |
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モデル別の進化ポイント
AirPods(第1世代)→第2世代
- チップがW1からH1に変更され、低遅延・高速接続が可能に
- 音声操作「Hey Siri」に対応し利便性向上
- ワイヤレス充電対応ケースもオプションで登場
AirPods Proの新たな路線
- カナル型の形状を採用し、遮音性を強化
- ノイズキャンセリングと外部音取り込み機能を搭載
- イヤーチップによるフィット感のカスタマイズが可能に
AirPods Maxの登場
- オーバーイヤー型のハイエンドヘッドホンとして設計
- 左右にH1チップを搭載し、リアルタイムの処理性能を強化
- 空間オーディオ、ダイナミックヘッドトラッキング対応
第3世代AirPodsの特徴
- 外観はProに近づき、ステムが短く改良
- 空間オーディオ対応で臨場感のあるサウンド
- IPX4等級の耐汗・耐水仕様
Pro第2世代での進化
- H2チップでアクティブノイズキャンセリング性能が最大2倍に向上(Apple公式発表)
- ケースにスピーカー搭載、探す機能が強化
- USB-Cモデルは2023年9月に登場(Lightningからの変更)
AirPodsシリーズの製品ライン整理(2025年6月時点)
現在Apple公式で販売されている主なAirPodsモデルは以下の通りです。
- AirPods(第2世代)
- AirPods(第3世代)
- AirPods Pro(第2世代・USB-C/Lightningモデル)
- AirPods Max
旧世代モデル(第1世代、Pro第1世代など)は公式販売終了しており、中古または在庫限りとなります。
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次期モデルの発売はいつ?
次期モデル(AirPods Pro 第3世代やAirPods 第4世代)の発売については、2025年6月時点ではAppleからの正式発表はありません。したがって、発売日は「不明」となります。
まとめ:AirPodsの発売順から見えるAppleの進化戦略
AirPodsシリーズは、初代から第3世代、Pro、Maxと進化を重ね、Appleの音響技術とユーザー体験を牽引してきました。発売順を把握することで、それぞれのモデルの立ち位置や進化の意図が理解しやすくなります。購入や乗り換えを検討している場合は、発売順と特徴をもとに、自分の用途に合ったモデルを選ぶことが重要です。
注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
