iPadで外付けSSDを使う方法|接続手順・対応形式・おすすめ活用法を解説

iPadシリーズ
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iPadで外付けSSDは使えるのか?

iPadは、iPadOS 13以降から外付けストレージの読み書きに対応しており、SSD(ソリッドステートドライブ)も使用可能です。これにより、写真・動画・書類などのデータをiPadと外部SSD間で直接やり取りできるようになり、ストレージの拡張やファイル管理が大幅に向上しました。

対応するiPadモデルとOS要件

外付けSSDの使用には、iPadOS 13以降が必須条件です。2025年6月時点で、以下のiPadモデルが該当します。

  • iPad(第7世代以降)
  • iPad Air(第3世代以降)
  • iPad mini(第5世代以降)
  • iPad Pro(2018年以降のモデル)

特にUSB-Cポートを搭載したiPad Pro、iPad Air(第4世代以降)、iPad(第10世代)は、SSDとの直接接続に対応しやすい設計です。

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接続に必要なアクセサリ

USB-C搭載iPadの場合

  • USB-C to USB-Cケーブル(SSD側がUSB-C対応の場合)
  • USB-C to USB-Aアダプタ(SSDがUSB-A端子の場合)

Lightning搭載iPadの場合

  • Lightning – USB 3カメラアダプタ(Apple純正)
  • 外部電源供給(SSDはバスパワー駆動が多く、電力不足になる可能性あり)

対応するSSDのフォーマット形式

iPadは以下のファイルフォーマットに対応しています。

  • exFAT
  • FAT32
  • APFS(Apple File System)
  • HFS+

NTFS形式は読み書きともに非対応です。WindowsでNTFSにフォーマットされたSSDを使用している場合は、接続前にexFATなどに再フォーマットする必要があります。再フォーマット時はデータが消去されるため、事前にバックアップを取る必要があります。

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iPadでのSSDの使い方

接続後、SSDはiPadの「ファイル」アプリで自動認識されます。以下が基本的な操作手順です。

  1. SSDをiPadに接続
  2. 「ファイル」アプリを起動
  3. 「場所」一覧に表示されたSSDを選択
  4. データのコピー、移動、削除、閲覧が可能

画像、動画、ドキュメントなどは、対応するアプリで直接開いたり再生したりできます。ドラッグ&ドロップによる移動も可能です。

iPadで外付けSSDを使うメリット

  • ストレージ不足の解消(特に64GBや128GBモデルで有効)
  • 高速なデータ転送(HDDより読み書き速度が速い)
  • 動画編集時の素材保存・出力に便利
  • iPadとPC間でのファイル共有が容易

特に大容量データを扱うクリエイティブ用途(動画制作・写真編集など)では、SSDによる高速転送が作業効率を大きく向上させます。

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使用時の注意点

  • SSDの消費電力が高いと、iPadが給電できず認識されないことがある
  • Lightning端子モデルでは、給電しながらの接続が前提
  • NTFS形式では利用できないため、事前のフォーマットが必要
  • SSDによってはiPadとの互換性に差があるため、事前に確認することが望ましい

おすすめの活用シーン

iPadと外付けSSDの組み合わせは、以下のような用途に向いています。

  • 旅行中に写真や動画をSSDにバックアップ
  • 大容量の映画や音楽を保存し、オフライン再生
  • 映像編集やRAW現像など、高速な読み書きが求められる作業
  • プレゼン資料やビジネス文書の大量保管

特にiPad ProやMシリーズ搭載iPadは高性能であり、SSDとの併用によりノートPCに近いワークスタイルを構築できます。

iPadにおすすめのSSD製品

2025年時点で、iPadと互換性が高いとされる代表的なSSD製品は以下の通りです(情報はメーカー公開仕様に基づく)。

  • SanDisk Extreme Portable SSD(USB-C、耐衝撃・防滴仕様)
  • Samsung T7 Portable SSD(高速転送・パスワード保護付き)
  • Crucial X8 Portable SSD(アルミボディ、高耐久)

すべてUSB-C対応で、iPad ProやAirと直接接続可能なモデルです。

まとめ:外付けSSDでiPadの作業効率を大幅アップ

iPadに外付けSSDを接続することで、ストレージ拡張・データ共有・高速処理など多くのメリットを享受できます。USB-C搭載モデルでは特に利便性が高く、クリエイティブ用途においてもPCに近い作業環境を実現できます。

接続時にはフォーマット形式や電源供給の可否を事前に確認し、用途に合ったSSDを選ぶことが大切です。正しく運用すれば、iPadの活用範囲が大きく広がります。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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