iPad第8世代の買取需要はまだある？
iPad第8世代（10.2インチモデル）は、2020年9月に発売されたAppleのエントリーモデルで、A12 Bionicチップを搭載し、Apple Pencil（第1世代）やSmart Keyboardにも対応しています。後継機種が登場している現在でも、基本性能が高く、需要は一定数存在しており、中古市場での流通も活発です。
本記事では、iPad第8世代の買取価格相場、高価買取を実現するためのポイント、買取方法の選び方、買取前の準備など、売却を検討する上で必要な情報を事実に基づいて解説します。
2025年現在の買取価格相場
iPad第8世代の買取価格は、モデル・ストレージ容量・端末の状態・付属品の有無によって変動します。以下は主な買取価格の目安（2025年6月時点、業者公開情報をもとに算出）。
- Wi-Fiモデル（32GB）：8,000円〜14,000円
- Wi-Fiモデル（128GB）：10,000円〜16,000円
- Wi-Fi + Cellularモデル（32GB）：9,000円〜15,000円
- Wi-Fi + Cellularモデル（128GB）：11,000円〜18,000円
中古相場は市場動向によって変動します。特に新型iPad発表後やセール期間中は価格が下落しやすいため、タイミングも重要です。
高く売るためのチェックポイント
買取価格は端末の状態によって大きく異なります。査定額を上げるために確認すべき項目は以下の通りです。
- 本体の外観：目立つ傷・割れがないか
- 動作確認：画面、タッチ操作、カメラ、スピーカー、マイクが正常に動作するか
- 付属品の有無：箱、ケーブル、アダプタが揃っていると加点対象
- バッテリーの劣化具合：極端に減っていると減額対象
- SIMロックの有無：CellularモデルはSIMロック解除済みが高評価
使用感が少なく、付属品が完備されている端末ほど高く評価されます。
買取前に行うべき準備
端末を安全に、かつスムーズに売却するためには、以下の準備が必須です。
- 「設定」→「Apple ID」→「探す」→「iPadを探す」をオフ
- 「設定」→「一般」→「転送またはリセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」
- Apple IDからサインアウト
- 端末のクリーニング（液晶・筐体・カメラ周辺）
「iPadを探す」が有効なままでは買取不可となることが多いため、事前に解除することが重要です。
買取方法の比較
iPadの買取には、店舗持ち込み、宅配買取、フリマアプリなど複数の選択肢があります。それぞれの特徴を比較します。
店舗買取（即日）
- 即日現金化可能
- 査定に立ち会える安心感
- 価格は相場よりやや低い傾向
宅配買取（手間なし）
- 自宅から発送できる（送料・梱包キット無料の場合あり）
- 査定完了まで数日かかる
- 業者選定が重要（比較サイトの利用推奨）
フリマアプリ（高額売却の可能性）
- 相場より高く売れる可能性あり
- 出品・発送・問い合わせ対応が必要
- 手数料（メルカリ10%など）が発生
売却タイミングと注意点
新しいiPadが発表される直前や年末商戦前は、買取価格が下落する傾向があります。したがって、買い替えを考えている場合は早めの売却が有利です。
また、以下のような状態の端末は、通常の買取価格が適用されない場合があります。
- 液晶割れ・水没などの物理的破損
- 電源が入らない・操作不能
- Apple IDのロック解除ができない
ジャンク品扱いとなると、買取額は数百円〜数千円程度に落ち込む可能性があります。
まとめ：iPad第8世代の買取は今がチャンス
iPad第8世代は、A12 Bionic搭載で現在でも十分な性能を持つため、中古市場での需要があります。状態や付属品を整え、Apple IDやiCloudの設定を正しく解除しておけば、高価買取も期待できます。
売却先や方法を比較して、自分にとって最適な手段を選ぶことが大切です。新モデルの登場が近づく前に、早めの行動を検討してみてください。
