iPad第8世代の発売日はいつ?
Appleは2020年9月15日にiPad第8世代(正式名称:iPad(第8世代))を発表し、同年9月18日から販売を開始しました。発売は日本を含む主要地域で同時展開されました。前モデル(第7世代)と同様、10.2インチディスプレイを採用しつつ、内部仕様が強化されたモデルです。
主なスペックと機能
iPad第8世代の主な仕様は以下の通りです。
- ディスプレイ:10.2インチ Retinaディスプレイ(2160×1620ピクセル)
- チップ:Apple A12 Bionic(Neural Engine搭載)
- 対応アクセサリ:Apple Pencil(第1世代)、Smart Keyboard
- ストレージ:32GB/128GB
- カメラ:背面8MP、前面1.2MP
- 認証方式:Touch ID(ホームボタン)
- 接続端子:Lightning、3.5mmヘッドフォンジャック
- カラー:シルバー/スペースグレイ/ゴールド
最大の進化点は、A10 FusionチップからA12 Bionicチップへのアップグレードです。これにより、CPU性能は最大40%、GPU性能は最大2倍向上したとAppleは公表しています。
出荷時のOSとその後のサポート
iPad第8世代は出荷時点でiPadOS 14を搭載していました。2025年6月時点では、iPadOS 17へのアップデート対象機種としてサポートが継続されています。今後のiPadOS対応についてはAppleの公式発表を待つ必要があります。
第7世代との違い
iPad第8世代は、第7世代と同じ筐体デザインを維持していますが、内部性能の強化が図られています。
| 項目 | 第7世代 | 第8世代 |
|---|---|---|
| プロセッサ | A10 Fusion | A12 Bionic |
| メモリ | 不明(Apple非公開) | 不明(Apple非公開) |
| 対応OS(初期) | iPadOS 13 | iPadOS 14 |
ベンチマークスコアなどにおいても第8世代のほうがパフォーマンスが高く、より快適なアプリ動作が可能です。
価格と販売モデル
iPad第8世代の発売当初の価格は以下の通りです(税抜)。
- Wi-Fiモデル 32GB:34,800円
- Wi-Fiモデル 128GB:44,800円
- Wi-Fi + Cellularモデル 32GB:49,800円
- Wi-Fi + Cellularモデル 128GB:59,800円
この価格帯は前モデルとほぼ同一で、性能向上を実現しながらも手頃なエントリーモデルとして位置付けられました。
教育機関や一般利用者向けに適したモデル
iPad第8世代は、価格と性能のバランスが取れており、以下のようなユーザー層に適しています。
- 初めてiPadを使う一般ユーザー
- オンライン授業用に購入を検討している学生・教育機関
- メモや手書き用途にApple Pencilを使いたいが価格は抑えたい人
- Web閲覧・動画視聴・SNS利用が中心のライトユーザー
上位モデル(iPad AirやPro)と比べてスペックは抑えめですが、日常用途では十分な性能を備えています。
まとめ:iPad第8世代は性能と価格のバランスが魅力
iPad第8世代は2020年9月18日に発売されたエントリーモデルでありながら、A12 Bionicチップの採用により性能が大幅に向上しました。Apple PencilやSmart Keyboardにも対応しており、在宅学習や一般的な使用には十分な機能を持ち合わせています。中古市場でも比較的入手しやすいため、今から購入や売却を検討する上でも注目すべきモデルの一つです。
