iPadシリーズの基本構成と世代とは何か
「今何世代か?」という問いに正確に答えるには、シリーズごとに最新モデルを把握しておく必要があります。以下に、2025年6月時点でAppleが展開しているiPadシリーズの最新世代情報を整理して解説します。
2025年6月時点の最新iPadモデル一覧(シリーズ別)
iPad(無印)
・最新世代:第10世代
・発売日:2022年10月
・主な特徴:10.9インチ、USB-Cポート、A14 Bionic搭載、Touch ID(トップボタン)
iPad Air
・最新世代:第6世代
・発売日:2024年5月
・主な特徴:M2チップ搭載、10.9インチ、Apple Pencil Pro対応(第2世代互換あり)
iPad mini
・最新世代:第6世代
・発売日:2021年9月
・主な特徴:8.3インチ、A15 Bionicチップ、USB-C対応、Apple Pencil(第2世代)対応
・補足:2025年6月時点で第7世代は未発表(次期モデルは「公表されていない」)
iPad Pro
・最新世代:第7世代(13インチ)、第5世代(11インチ)
・発売日:2024年5月
・主な特徴:M4チップ搭載、OLEDディスプレイ、Apple Pencil Pro対応、Face ID、最大2TBのストレージ
これらのモデルはすべてApple公式サイトで確認可能であり、各シリーズの最新世代として位置づけられています。
各世代の特徴と選び方の違い
エントリーモデルで、教育用途や家庭用に向いています。Apple Pencil(USB-Cモデル)に対応していますが、筆圧感知は非対応です。価格帯が比較的安価であることが魅力です。
iPad Air(第6世代)
中性能帯で、軽さと処理能力のバランスに優れたモデルです。M2チップの搭載により、画像編集やマルチタスクにも対応できるレベルです。Apple Pencil Pro対応も大きな進化点です。
iPad mini(第6世代)
最もコンパクトなモデルで、片手で持てるサイズ。外出先でのスケッチや電子書籍閲覧などに向いています。現時点では後継モデルに関する情報は公表されていません。
iPad Pro(13インチ第7世代/11インチ第5世代)
Appleの最高性能モデル。M4チップにより、プロ向けの動画編集、3Dモデリング、CAD作業まで対応。OLEDディスプレイの搭載は、iPadとして初の仕様となります。Apple Pencil Proにも対応。
過去モデルとの互換性と世代確認方法
また、世代によって以下の要素に違いが見られます:
・搭載チップ(Aシリーズ/Mシリーズ)
・対応するApple Pencilの種類
・充電端子の形式(Lightning/USB-C)
・ディスプレイ性能(液晶/OLED)
・Face ID/Touch IDの有無
古い世代を利用している場合、最新アプリやiPadOSへの対応状況を事前に確認することが推奨されます。
Apple Pencilとの互換関係(世代別一覧)
Apple Pencil(第1世代)
・対応機種:iPad(第6〜9世代)、iPad mini(第5世代)、iPad Air(第3世代)など
・接続方法:Lightning端子
Apple Pencil(第2世代)
・対応機種:iPad Pro(11/12.9インチ 第3世代以降)、iPad Air(第4世代以降)、iPad mini(第6世代)
・接続方法:マグネット装着・ワイヤレス充電
Apple Pencil(USB-C)
・対応機種:iPad(第10世代)などUSB-C搭載iPadの一部
・接続方法:USB-C経由の有線ペアリング(筆圧感知なし)
Apple Pencil Pro(2024年登場)
・対応機種:iPad Pro(2024年モデル)、iPad Air(第6世代)
・特徴:ジェスチャー操作、回転検知、触覚フィードバックなど
モデル選定時には、利用したいApple Pencilとの互換性確認が不可欠です。
まとめ:iPadの「今何世代か」はシリーズ別に異なる
・iPad(無印):第10世代
・iPad Air:第6世代
・iPad mini:第6世代
・iPad Pro:11インチ 第5世代、13インチ 第7世代
これらのモデルはすべて現行販売モデルであり、それぞれ用途に応じた選び方が求められます。購入時には、チップ性能・画面サイズ・Apple Pencil対応状況を総合的に比較し、目的に合った機種と世代を選ぶことが重要です。

