iPadで3Dモデリングはできる?買い切りアプリを探している人へ
「iPadで3Dモデリングを始めたいけど、サブスクは高い…」
「一括購入できる買い切りアプリってあるの?」
このような疑問を持っている方に向けて、iPadで使える買い切り型3Dモデリングアプリとその活用法を詳しく解説します。
iPadはApple Pencilと組み合わせることで、直感的な3Dデザインが可能な優秀なモバイル端末です。
この記事では、コストを抑えつつ、プロ・趣味問わず使える買い切り3Dモデリングアプリにフォーカスして紹介します。
iPadでの3Dモデリングに向いている理由
従来はPCで行うのが主流だった3Dモデリングも、iPadの進化により次のような利点があります。
- Apple Pencilでの繊細な操作が可能
- 軽量・持ち運びしやすく場所を選ばない
- 直感的な操作UIのアプリが豊富
- ファイル共有・AirDrop・クラウド連携もスムーズ
特に最近のiPad ProやiPad Air(M1以降)は処理能力も高く、中〜軽量級の3Dモデル作成なら十分対応可能です。
買い切り型の3Dモデリングアプリ|おすすめ3選
ここでは、App Storeで購入できる「買い切り型」「iPad対応」「日本語対応あり」のアプリに絞って紹介します。
① Nomad Sculpt(ノマドスカルプト)
- 価格:約2,400円(買い切り)
- 用途:スカルプト中心、ZBrush系の粘土モデリング
- 特徴:直感操作・高機能で評価が非常に高い
Nomad Sculptは、Apple Pencilを活かした粘土のようなスカルプトスタイルの3D造形が可能なアプリ。
ミラーツールやリトポロジー補助などの機能もあり、プロから趣味ユーザーまで幅広く支持されています。
② Shapr3D(シャパースリーディー)※買い切りプランあり
- 価格:基本無料・買い切りプランあり(年間1万円〜)
- 用途:CAD系、精密モデリングに強い
- 特徴:エンジニアやプロダクトデザイナー向け
Shapr3Dは本格的なCAD機能をiPadで実現する3D設計アプリです。
サブスクリプション型が基本ですが、一定条件下で買い切りライセンスの提供あり(法人向け等)。
Sketch、Fusion 360、SolidWorksと連携する人には特におすすめです。
③ Forger(フォージャー)
- 価格:約1,500円(買い切り)
- 用途:ポリゴンベースのキャラクター・造形制作
- 特徴:UIが洗練されており、低価格ながら高性能
ZBrushに近い操作感で、ポリゴンベースのモデリングやスカルプトも可能。
Nomadよりもやや軽量・機能シンプルで、入門者〜中級者の3D練習にも最適です。
無料ではなく「買い切り」を選ぶメリットとは
なぜ月額制の高機能アプリではなく、買い切りを選ぶべきなのか?
理由は以下の通りです。
- 月額の維持費がかからないため長期的には安い
- 「1回買えば永続利用」できる安心感
- オフライン環境でも使いやすい
- サブスク停止で機能制限されるリスクがない
学生や副業・趣味レベルのクリエイターにとって、買い切りモデルはコストパフォーマンスが非常に良い選択肢です。
iPadで3Dモデリングする際の注意点
iPadで3D制作を行ううえで、以下の点に気をつけておくとスムーズです。
- 本体ストレージは最低でも64GB以上推奨(ファイルが大きいため)
- クラウド保存サービス(Dropbox, iCloud Driveなど)との連携がおすすめ
- Apple Pencilがあると操作性が格段に向上
- 外部出力用にOBJ/STL/FBX形式のエクスポート可否もチェック
また、複雑な工業設計やゲーム開発用途の場合は、iPadだけで完結するには限界があるため、PCとの併用も視野に入れておくとよいでしょう。
まとめ:iPadで3Dモデリングするなら買い切りアプリがコスパ最強!
iPadは今や、3Dモデリングもこなせるポータブルなクリエイティブ端末。
サブスクではなく買い切り型のアプリを選べば、費用を抑えつつ継続的に制作を楽しむことが可能です。
▼おすすめ買い切りアプリまとめ:
- Nomad Sculpt:スカルプト系なら定番
- Forger:手軽さとコスパ重視
- Shapr3D:CAD用途に応じて一部買い切りプランも
ぜひ自分の目的に合ったアプリを選んで、iPadでの3Dモデリングを気軽に始めてみてください。
