iPadの32GBって足りないの?使ってみて困る場面とは
「iPadの容量が32GBしかなくてすぐいっぱいになる」「アップデートできない」「写真もアプリも削れない」
こんな経験ありませんか?
結論から言うと、現在の基準ではiPadの32GBモデルは容量不足になりやすいです。
特に「複数のアプリを使いたい」「動画や写真を保存したい」人にとっては、不便を感じる場面が多いでしょう。
この記事では、32GBが足りないと感じる理由とその対処法、そして買い替えの目安やおすすめストレージ容量まで詳しく解説します。
なぜiPadの32GBは足りないと感じるのか
① 実際に使える容量はもっと少ない
32GBモデルでも、システム(iPadOS)が10GB前後を使用しているため、実際に自由に使えるのは20GB前後です。
② アプリやデータのサイズが年々大きくなっている
- ゲームアプリ:1〜3GB以上が一般的(原神・PUBGなどは10GB超)
- 動画:フルHDの1時間で約1GB
- 電子書籍:高画質マンガで100MB〜200MB
これらが積み重なると、すぐに容量が圧迫されてしまいます。
③ システムアップデートの空き容量不足
iPadOSの更新には一時的に5GB〜7GBほどの空き容量が必要。空きがないとアップデートもできなくなります。
32GBでも使い続けるための容量節約テクニック
「今すぐ買い替えは難しい…」という方に向けて、少しでも快適に使うための対策を紹介します。
① 不要なアプリを定期的に削除
使っていないアプリは思い切って削除を。
「設定」→「一般」→「iPadストレージ」から、使用容量の多いアプリを確認できます。
② 写真・動画はiCloudやGoogleフォトでクラウド管理
ローカル保存を避けて、クラウドにバックアップ→端末から削除が有効です。
- iCloud:5GBまでは無料(有料プランあり)
- Googleフォト:一定画質で無料保存可能(2025年時点では容量制限あり)
③ Safariのキャッシュ・読み込み済みデータを削除
「設定」→「Safari」→「履歴とWebサイトデータを消去」で数百MBの空きを作れることも。
④ オフライン動画・音楽のダウンロードは必要最小限に
YouTube PremiumやNetflixなどのオフラインコンテンツは容量を圧迫しやすいため注意が必要です。
⑤ 使わないときは「非使用Appを取り除く」を活用
設定 → App Store →「非使用のAppを取り除く」をオンにすると、自動でアプリだけを一時削除してくれます(書類とデータは残る)。
32GBでできること・できないことを把握しよう
以下は、32GBモデルでできること/不向きなことの一例です。
用途 | 対応可否 | コメント |
---|---|---|
Web閲覧・YouTube | ◎ | ストリーミングなら容量負担は少ない |
学習アプリ・読書 | ◯ | 教材アプリ・PDFの容量管理がカギ |
ゲーム(高画質) | △〜✕ | 容量不足でインストールできないことも |
動画編集・写真管理 | ✕ | 編集前の素材だけで数GBを使う |
買い替えるなら何GBモデルがベスト?
今後のことを考えると、32GBでは明らかに制限が大きいため、以下のような容量を選ぶのが安心です。
- 64GB:ライトユーザー向け(動画視聴・学習中心)
- 128〜256GB:ゲーム・写真・PDF資料を多く扱う人向け
- 512GB以上:動画編集・クリエイティブ用途向け
最近のiPadでは64GBがエントリーモデルになっているため、最低でも64GBが現実的な選択肢となっています。
まとめ:iPadの32GBは工夫すれば使えるが、買い替えも視野に
iPadの32GBモデルは、現代のアプリ・OS環境ではやや容量不足が否めません。
ただし、クラウド活用やアプリ整理を行えば、しばらくは快適に使い続けることも可能です。
▼ポイントまとめ
- 実使用容量は20GB前後で、すぐに不足しやすい
- クラウド・アプリ削除・キャッシュ整理で運用改善
- 買い替えるなら最低64GBがおすすめ
今の使い方と今後の利用目的を考えながら、「買い替え」か「工夫して継続利用」かを見極めましょう。