iPadにイヤホンジャックはある?対応モデル一覧と接続方法を解説【2025年版】

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iPadにイヤホンジャックはあるのか?結論と前提

2025年6月時点で販売されているiPadの多くは、イヤホンジャック(3.5mmステレオミニジャック)を搭載していません。かつては標準装備されていたこの端子は、設計のスリム化やワイヤレス化の流れにより、段階的に廃止されています。

イヤホンジャックの有無はモデルと世代によって異なり、現在は変換アダプタやBluetoothイヤホンを利用するケースが主流です。本記事では、イヤホンジャックの有無をモデル別に整理し、代替手段も含めて解説します。

iPadモデル別:イヤホンジャックの有無

以下は、主なiPadシリーズにおけるイヤホンジャック搭載状況です。

iPad(無印)
・第9世代まで:搭載あり(3.5mmジャック対応)
・第10世代(2022年以降):非搭載(USB-Cのみ)

iPad Air
・第3世代まで:搭載あり
・第4世代以降(2020年〜):非搭載(USB-C)

iPad mini
・第5世代まで:搭載あり
・第6世代(2021年〜):非搭載(USB-C)

iPad Pro
・すべての世代:イヤホンジャック非搭載(LightningまたはUSB-C)

このように、現行販売されているすべてのiPad(第10世代以降/Pro/Air/mini第6世代)は、物理的なイヤホンジャックを搭載していません。

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イヤホンを接続するための代替手段

イヤホンジャックがないiPadでも、以下の方法で有線または無線のイヤホンを使用することができます。

1. USB-C イヤホンの利用
USB-Cポート搭載のiPad(第10世代、Air第4世代以降、Pro、mini第6世代)は、USB-C対応の有線イヤホンを直接接続できます。ただし、すべてのUSB-Cイヤホンが互換性を持つとは限らないため、動作確認済み製品の使用が推奨されます。

2. USB-C – 3.5mm変換アダプタの使用
Apple純正またはMFi認証を受けたUSB-C to 3.5mmアダプタを使用することで、従来の有線イヤホンも利用可能になります。

・Apple純正USB-C – 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ(型番:MU7E2FE/A)
・一部サードパーティ製でも対応(非認証製品は正常に動作しない可能性あり)

3. Bluetoothイヤホン・ヘッドホン
AirPodsをはじめとしたBluetoothオーディオ機器は、すべてのiPadに対応しています。設定→Bluetoothからペアリングが可能です。音質や遅延の改善が進んでおり、現在主流の接続手段となっています。

4. Lightningポートの場合(旧モデル)
Lightning端子搭載モデル(第9世代までのiPadなど)では、Lightning – 3.5mmアダプタを使うことでイヤホン接続が可能です。

イヤホンジャックが必要なケースと選択肢

イヤホンジャックがどうしても必要なケースとして、以下のような使用シーンが挙げられます。

・音質重視のリスニング(有線高音質イヤホン使用)
→ USB-C – 3.5mm変換アダプタを使用するか、第9世代までのiPadを選択

・音楽制作・モニタリング
→ 遅延の少ない有線接続が望まれるため、アダプタ経由の接続が基本

・教育機関での一斉視聴
→ 有線イヤホンの方が管理しやすいため、第9世代以前のiPadが今なお導入されることがある

2025年現在、新製品ではイヤホンジャック搭載モデルは販売されておらず、上記のニーズに対応するには、旧世代モデルを選ぶかアダプタ利用が前提となります。

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Appleの製品戦略とイヤホンジャック廃止の背景

Appleがイヤホンジャックを廃止した背景には、以下のような要素があります。

・製品の薄型化・軽量化の実現
・防水性能向上(iPhoneでは先行して廃止)
・AirPodsを中心としたワイヤレス化の促進
・USB-Cなど汎用端子への移行

これらの要因により、iPadも段階的に3.5mmジャックを廃止し、USB-CポートやBluetoothを中心とした設計にシフトしています。今後、イヤホンジャックの復活が行われる可能性は「不明」です。

まとめ:イヤホンジャックが必要なら旧モデルまたはアダプタを活用

2025年現在、iPadにイヤホンジャックを搭載したモデルは販売されておらず、有線イヤホンを使いたい場合は「変換アダプタ」または「旧世代モデル」の活用が前提となります。

以下の選択肢を用途別に整理すると:

手軽に使いたい: Bluetoothイヤホン(AirPodsなど)
有線で音質重視: USB-C – 3.5mmアダプタ
イヤホンジャックを直接使いたい: iPad(第9世代)以前のモデル

今後もiPadの新製品ではイヤホンジャックが搭載される予定は「公表されていない」ため、適切な周辺機器や旧モデルの活用が実用的な対応策となります。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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