AirPods第4世代の基本仕様について
2025年6月時点で、Appleから「AirPods第4世代(AirPods 4)」に関する正式な発表は行われていません。したがって、本記事では過去のAirPods(第2世代・第3世代・Pro・Max)の操作仕様を基に、一般的な使い方や想定される操作性を解説します。
AirPodsシリーズは、Apple独自のH1またはH2チップを搭載しており、iOSデバイスとの高い互換性とシームレスな接続が特徴です。AirPods 4が登場した場合も、これまでのユーザー体験が継承されると見られます。
AirPodsの初期設定と接続方法
AirPodsを初めて使用する際の基本的な接続手順は以下の通りです。
- AirPodsを充電ケースに入れ、フタを開ける
- iPhoneまたはiPadを近づけると、自動的に接続画面が表示される
- 画面の案内に従って「接続」をタップする
- 初回設定ではSiriや空間オーディオの設定も促される
iCloudにサインインしているApple IDを使用していれば、同じAppleアカウントのMacやiPadにも自動で登録されます。
AirPodsの基本操作方法
AirPodsの操作はモデルによって異なりますが、以下は第3世代やProモデルに共通する操作方法です。
- 再生・停止:ステム部分を1回押す
- 曲送り:ステム部分を2回押す
- 曲戻し:ステム部分を3回押す
- 着信応答:1回押す
- 通話終了:再度1回押す
AirPods Pro(第2世代)ではステムを上下にスワイプすることで音量調整が可能です。AirPods 4にも類似の機能が実装される可能性がありますが、詳細は公表されていません。
Siriによる音声操作
「Hey Siri」による音声操作は、AirPods(第2世代)以降のモデルで対応しています。Siriを利用することで、以下の操作が可能です。
- 「音量を上げて」
- 「次の曲を再生して」
- 「バッテリー残量を教えて」
- 「〇〇に電話して」
音声認識はH1またはH2チップによって強化されており、iPhoneがポケットにあっても操作が可能です。
各種機能の使い方
AirPodsシリーズでは、以下のような機能を利用できます。
アクティブノイズキャンセリング(ANC)
AirPods ProやMaxでは、外部の騒音を低減するANCが搭載されています。通常は長押しでモードを切り替えることができます。
外音取り込みモード
周囲の音を取り込む機能で、環境音を聞きながら音楽を楽しむことができます。AirPods Pro・Maxで使用可能です。
空間オーディオ
iOS 14以降で利用可能な機能で、対応コンテンツでは立体的な音響効果が得られます。AirPods第3世代、Pro、Maxが対応しています。
自動耳検出
イヤホンを耳に装着すると自動的に再生が開始され、外すと一時停止されます。設定からON/OFFの切り替えが可能です。
充電とバッテリー管理
AirPodsのバッテリー残量はiPhoneのウィジェットや「バッテリー」メニューから確認できます。AirPods Proや第3世代以降ではMagSafe充電にも対応しており、ワイヤレス充電が可能です。
ケースのLEDインジケーターは以下の状態を示します。
- 緑:充電完了
- オレンジ:充電中またはバッテリー残量が少ない
- 白点滅:ペアリングモード
AirPodsのリセット方法
動作が不安定なときや再ペアリングしたい場合は、リセット操作を行います。
- AirPodsをケースに入れてフタを閉じ、30秒待つ
- フタを開けた状態で背面のボタンを15秒以上長押し
- インジケーターがオレンジから白点滅になったらリセット完了
その後、再度ペアリングを行うことで通常どおり使用可能になります。
AirPodsの設定変更方法
iPhoneからAirPodsの設定を変更するには、「設定」→「Bluetooth」→接続中のAirPods横の「i」をタップします。以下の項目が調整可能です。
- ノイズキャンセリングモードの切替
- イヤホンの名称変更
- 片耳操作のカスタマイズ
- 耳のフィットテスト(AirPods Proのみ)
まとめ:AirPods第4世代も直感的な操作性が想定される
AirPods第4世代の詳細は2025年6月時点で公表されていませんが、これまでのAirPodsと同様、iPhoneとのシームレスな連携や直感的な操作性が維持されると予想されます。Apple製品との親和性が高く、Siri、空間オーディオ、ノイズキャンセリングなど、多機能なイヤホンとして利用可能です。
基本的な使い方を理解しておけば、今後登場するAirPods 4でもスムーズに利用できると考えられます。
