AirPodsの外音取り込み機能とは?仕組み・使い方・注意点を徹底解説

AirPodsシリーズ
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AirPodsの「外音取り込み」とは何か

AirPodsの外音取り込み(Transparency mode)は、周囲の音をマイクで取り込みながら耳に届ける機能で、AirPods Pro、AirPods Pro(第2世代)、AirPods Maxで利用可能です。これにより、イヤホンを装着したままでも人の声や車の音など外部の音を自然に聞くことができます。

通常のノイズキャンセリングとは反対の動作であり、ユーザーが環境音を把握しながら音楽や通話を行えるよう設計されています。

対応モデルと基本動作

外音取り込み機能が搭載されているのは以下のモデルです。

  • AirPods Pro(第1世代および第2世代)
  • AirPods Max

これらのモデルには左右に配置された外部マイクが搭載されており、外部の音を収音し、内部スピーカーを通じて再生します。音の遅延を感じさせないよう、高速なプロセッサ(H1またはH2チップ)によってリアルタイム処理が行われています。

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外音取り込みの有効化と切り替え方法

AirPodsの外音取り込みは、以下の方法で切り替えることができます。

1. コントロールセンターから切り替え(iPhone)

  1. iPhoneの画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを表示
  2. 音量バーを長押し
  3. 「ノイズコントロール」から「外部音取り込み」を選択

2. AirPods本体操作

  • AirPods Pro:ステム部分の感圧センサーを長押しで「ノイズキャンセリング」「オフ」「外部音取り込み」を切り替え可能
  • AirPods Max:デジタルクラウンの隣にあるノイズコントロールボタンを押すことで切り替え

使う場面とメリット

外音取り込みモードは以下のようなシチュエーションで便利です。

  • 駅や空港などでアナウンスを聞きたいとき
  • 通勤・通学中に車や自転車の接近音を確認したいとき
  • イヤホンをつけたまま会話したいとき

特に安全面での利便性が高く、完全に周囲の音を遮断するノイズキャンセリングと異なり、装着したまま日常的な会話や移動が可能です。

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注意点と制限事項

1. 騒がしい場所では音がこもる可能性

大きな音がする場所では、取り込まれた音が不自然に聞こえる場合があります。これはマイクの入力処理や音量の自動調整によるものです。

2. 音質とのトレードオフ

外音取り込みを有効にすると、密閉感や低音の迫力がやや損なわれることがあります。音楽に集中したい場合はノイズキャンセリングの方が適しています。

3. 装着検出との連携

外音取り込み機能は正しく装着されている状態でないと正常に動作しない場合があります。イヤーチップが耳にフィットしていること、AirPodsがしっかりと装着されていることが重要です。

AirPods Pro(第2世代)の適応型外音取り込み

AirPods Pro(第2世代)では、「適応型外部音取り込み(Adaptive Transparency)」機能が追加されました。これにより、工事現場の騒音やクラクションのような突発的な大音量を自動で軽減しつつ、周囲の会話や環境音は自然に聞こえるよう最適化されます。

この機能は、設定アプリからオン・オフを切り替えることが可能で、iOS 16以降が必要です。

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設定ができない・反応しない場合の対処法

外音取り込みモードが有効にならない、または切り替えが反応しない場合は、以下を確認してください。

  • AirPodsのファームウェアが最新か確認
  • iPhoneやiPadのOSを最新バージョンに更新
  • Bluetooth接続を一度解除して再接続
  • ペアリングを解除し、AirPodsをリセットする

まとめ

AirPodsの外音取り込み機能は、周囲の音を取り込みながら快適に音楽や通話を楽しめる便利な機能です。特に安全面に配慮が必要な場面で大いに役立ちます。正しく使えば、日常の使い勝手が格段に向上します。設定や動作に不具合がある場合も、基本的な確認とソフトウェアの更新で多くが解決可能です。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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