MacBookの英語キーボード設定と使い方|US配列の特徴と日本語入力の切り替え方法

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はじめに

MacBookを購入する際、英語配列(USキーボード)を選ぶユーザーが増えています。特にエンジニアやクリエイターにとって、USキーボードは配列がシンプルで記号入力がしやすいという利点があります。本記事では、MacBookにおける英語キーボード(US配列)の特徴、日本語との切り替え方法、設定変更の手順について事実に基づいて詳しく解説します。

MacBookにおける英語キーボードの種類

Appleが提供する英語キーボードは「US配列」と呼ばれ、以下のような特徴があります。

  • ひらがな・カタカナの刻印なし
  • エンターキーが横長(日本語配列は縦長)
  • 全角・半角キーや無変換キーが存在しない
  • 記号の位置が日本語配列と異なる(例:@ や ” の位置)

日本国内で販売されるMacBookのほとんどはJIS(日本語)キーボードですが、Apple公式サイトではUS配列を選択して購入することが可能です。

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英語キーボードでの日本語入力切り替え方法

1. デフォルトの切り替えショートカット

英語キーボードでは、「英数」や「かな」キーが存在しないため、入力ソースの切り替えは以下のショートカットで行います。

  • Control + Space(スペース):入力ソースを順番に切り替え
  • Control + Option + Space:すべての入力ソースの中から選択

macOSのバージョンによっては、Command + SpaceがSpotlight検索と競合している場合があるため、設定で変更が必要なこともあります。

2. システム設定での変更方法(macOS Ventura以降)

  1. Appleメニュー →「システム設定」→「キーボード」を開く
  2. 「キーボードショートカット」→「入力ソース」へ移動
  3. 「次の入力ソースを選択」で好みのキーを割り当てる

英語キーボードに切り替える方法(設定変更)

物理キーボードがUS配列である場合、macOSのキーボード設定が一致していないと、入力される記号と表示がずれる原因になります。

1. 入力ソースでUSキーボードを追加

  1. 「システム設定」→「キーボード」→「入力ソース」を開く
  2. 「+」ボタンを押して「英語(US)」を追加
  3. 「日本語」と「英語(US)」の両方を使用可能にする

2. 物理キーボードとの一致を確認

JIS配列とUS配列では、記号の位置が異なります。US配列を使用する場合、システムに正しい配列を設定しておかないと、例として「Shift + 2」で「”」が入力されるなどの違和感が発生します。

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主なキー配列の違い(JIS vs US)

キー JIS配列 US配列
@ Shift + 2 Shift + ‘(シングルクォート)
Shift + [ 未対応(別のキー)
¥ ¥キーあり なし(\に置換)

USキーボード使用時の日本語変換の注意点

  • ライブ変換機能(自動変換)が有効になっていると変換動作が異なる
  • スペースキーで変換確定、Enterキーで確定するのは共通
  • ライブ変換をオフにするには「キーボード」→「入力ソース」→「日本語」→「ライブ変換を使用」のチェックを外す
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英語キーボードが適しているユーザー

以下のようなユーザーにはUSキーボードが向いているとされています。

  • プログラマー:記号入力がシンプルで統一されている
  • デザイナー・クリエイター:ショートカットの位置が効率的
  • 英語メインの業務を行う人:不要な日本語表記を省略できる

ただし、かな入力を使用する場合や日本語特有の記号入力に慣れている場合は、JIS配列の方が適しているケースもあります。

まとめ

MacBookにおける英語キーボード(US配列)の利用には、入力切り替えの設定や記号配置への理解が必要です。適切に設定すれば、効率的な文字入力や快適な操作が実現できます。物理キーボードとソフトウェア設定の不一致による入力ミスを防ぐためにも、使用開始時に設定を見直すことが重要です。

自分の用途に合った配列を選び、最適な環境でMacBookを活用しましょう。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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