はじめに:MacBookでLINEを使う理由
LINEは日本国内で圧倒的なユーザー数を誇るメッセージアプリであり、スマートフォンだけでなくMacBookでも使用することが可能です。MacBookでLINEを使用することで、キーボード入力による高速なタイピング、通知の一元管理、ファイル送受信の利便性が向上します。
MacBook版LINEのインストール方法
MacBookでLINEを利用するには、以下の方法でアプリをインストールします:
- Mac App Storeを開く
- 検索バーに「LINE」と入力して検索
- 提供元が「LINE Corporation」と表示されているアプリを選択
- 「入手」ボタンをクリックしてダウンロードとインストールを行う
App Storeを経由することで、macOSとの互換性が保証された正規バージョンをインストールできます。
ログイン方法とスマホ版との連携
MacBook版のLINEは、スマートフォン版のLINEアカウントと連携して使用します。ログイン手順は以下の通りです:
- MacBook上でLINEを起動
- QRコードが表示されるので、スマートフォンのLINEアプリで「設定」→「ログイン」→「QRコードログイン」へ進む
- MacBook画面のQRコードをスマホで読み取る
- スマートフォン側でログインを承認するとMac側でLINEが使用可能になる
ログイン後は、トーク履歴の一部(直近のもの)や連絡先がMac上でも閲覧・操作可能になります。
MacBook版LINEでできること
Mac版LINEはスマートフォンとほぼ同様の機能を備えています。主な対応機能は以下の通りです:
- 個人・グループでのトーク
- スタンプ・画像・ファイル送信
- 音声通話・ビデオ通話(カメラとマイクが必要)
- 通知センターとの連携によるメッセージ通知
- パソコン内のファイルを直接送信可能
一方で、LINE Payや一部のゲーム連携機能など、スマホ専用の機能には対応していない部分もあります。
LINE Keep機能の使い方
Mac版でもLINEの「Keep」機能が使用可能です。Keepとは、メッセージ・画像・ファイルなどを保存しておくクラウド機能で、保存容量は最大1GBまでです。
任意のトークメッセージを右クリックして「Keepに保存」を選ぶことで、後からスマホや他デバイスで再利用できます。Keepに保存した内容は「ホーム」タブまたは「自分とのトーク」から確認できます。
通知設定とセキュリティ面の注意点
MacBookでLINEを使う場合、通知設定やセキュリティにも注意が必要です。
- 通知の有効・無効切り替え:「システム設定」→「通知」→「LINE」から設定可能
- パスコードロック:Mac版LINEには単体でのパスワードロック機能はないため、MacのログインパスワードやFileVaultなどで保護する必要あり
- ログイン通知:新しい端末からのログインがあった場合、スマートフォンに通知される仕組みあり
職場や共有パソコンでLINEを使用する場合は、使用後にログアウトすることが推奨されます。
MacBook版LINEのアンインストール方法
MacBookからLINEを削除したい場合は、以下の手順でアンインストールが可能です:
- Finderで「アプリケーション」フォルダを開く
- 「LINE」アプリをゴミ箱にドラッグ
- 必要に応じて「~/Library/Application Support/LINE」などの関連ファイルも手動で削除
macOSにはアプリ削除専用のツールは標準搭載されていないため、完全な削除を行う場合はサードパーティ製のアンインストーラーを使用するケースもあります。
まとめ
MacBookでLINEを使用することで、作業中でもリアルタイムにメッセージ対応が可能となり、業務やプライベートのコミュニケーション効率が向上します。公式アプリを利用し、セキュリティや通知の設定に注意することで、安全かつ快適にLINEを活用することができます。
スマートフォンとの連携を前提とした設計のため、アカウントの取り扱いには十分に注意し、利用端末を定期的に管理することが重要です。


