AirPodsの操作方法は世代によって異なる
AirPodsには複数のモデルが存在し、それぞれ操作方法に違いがあります。主なモデルとして、AirPods(第1〜3世代)、AirPods Pro(第1・第2世代)、AirPods Maxがあります。これらのモデルは、タップ操作や感圧センサー、デジタルクラウンなど、搭載されている操作機構が異なるため、正しい使い方を知ることが重要です。
AirPods(第1・第2世代)の操作方法
AirPods(第1・第2世代)は、イヤホン本体の外側を「ダブルタップ」することで操作します。主な操作内容は以下のとおりです。
- 再生/一時停止:片耳をダブルタップ
- 次の曲にスキップ:設定アプリで割り当て変更が可能
- Siriの起動:ダブルタップ操作で割り当て可能
これらの割り当ては、「設定」→「Bluetooth」→「AirPodsの情報(iマーク)」から変更可能です。
AirPods(第3世代)とAirPods Proの操作方法
AirPods(第3世代)とAirPods Proでは、「感圧センサー」による操作が採用されています。ステム(軸)部分を押し込むことで操作が可能です。
- 1回押す:再生/一時停止、電話の応答/終了
- 2回押す:次の曲へスキップ
- 3回押す:前の曲に戻る
- 長押し(Proのみ):ノイズキャンセリング/外部音取り込みの切り替え
これらの操作は、触感と「カチッ」というフィードバック音で確認できます。
AirPods Pro(第2世代)の追加操作
AirPods Pro(第2世代)では、音量の調整もステム部分で行えるようになっています。
- スワイプ上:音量を上げる
- スワイプ下:音量を下げる
これにより、iPhoneやApple Watchを取り出さずに音量調整が可能です。
AirPods Maxの操作方法
AirPods Maxは、物理的な「デジタルクラウン」と「ノイズコントロールボタン」で操作します。
- デジタルクラウンを押す:再生/一時停止
- 2回押す:次の曲へ
- 3回押す:前の曲へ
- 回す:音量の上下
- 長押し:Siriの起動
- ノイズコントロールボタン:ノイズキャンセリング/外部音取り込みの切り替え
ヘッドホン型のため、AirPodsやProと異なる操作体系を持っています。
Siriを使った音声操作
すべてのAirPodsシリーズは「Hey Siri」に対応しています(第2世代以降)。この音声アシスタントを使えば、再生や音量調整、曲のスキップなどをハンズフリーで行えます。
- 例:「Hey Siri、音楽を再生して」
- 例:「Hey Siri、音量を50%にして」
Siriの利用には、iOSデバイス側でSiriが有効になっている必要があります。
ケースを使った間接的な操作
AirPodsの充電ケースは、操作というよりも設定や初期化に関わる重要な役割を持ちます。
- 背面のボタンを長押し:ペアリングモードに移行
- フタを開けたまま10秒以上長押し:初期化(リセット)
特に接続不良や挙動がおかしい場合は、リセット操作が有効な手段となります。
操作のカスタマイズ方法
iPhoneの「設定」アプリからAirPodsの各種操作をカスタマイズできます。
- Bluetooth設定内のAirPods名をタップ
- 「左」「右」それぞれの操作割り当てが可能
- ノイズ制御、Siri、再生/停止などを自由に設定
モデルによっては操作内容の選択肢が異なるため、各デバイスで表示されるオプションに従って調整します。
まとめ|AirPodsの操作方法を覚えて快適に使う
AirPodsの操作方法はモデルごとに異なりますが、基本的な構造を理解すれば迷うことは少なくなります。ダブルタップや感圧センサー、デジタルクラウンなど、世代や形状に応じた設計がされているため、まずは自分が使用しているモデルを確認し、それに合った操作をマスターすることが重要です。
また、Siriや設定アプリを活用することで、さらに便利な使い方が可能になります。
