はじめに:MacBookにおける「タブ」とは何か
MacBookにおける「タブ」とは、複数のページやウィンドウを一つのウィンドウ内で切り替えて表示できるインターフェースのことを指します。主にウェブブラウザ(SafariやGoogle Chromeなど)やFinderなどのアプリで利用されています。作業効率を高める便利な機能ですが、不要なタブが増えると操作性が低下するため、適切にタブを閉じる(消す)方法を理解することが重要です。
Safariでタブを消す方法
SafariはmacOS標準のウェブブラウザであり、タブの操作が直感的にできるよう設計されています。
1. タブバーの「×」ボタンで閉じる
タブ上にマウスカーソルを合わせると、左端に「×」ボタンが表示されます。これをクリックすると、そのタブだけを閉じることができます。
2. キーボードショートカットで閉じる
- command(⌘)+ W:現在表示中のタブを閉じる
- command(⌘)+ shift + T:直前に閉じたタブを再度開く
3. タブをまとめて閉じる
複数のタブを一気に閉じたい場合は、以下の手順で可能です。
- タブバーを右クリックし、「他のタブを閉じる」を選択
- または、タブグループ機能を使用して整理・削除も可能
Google Chromeでタブを消す方法
Google ChromeもMacBookで広く使用されているブラウザであり、Safariと同様にタブ操作が可能です。
1. タブの「×」をクリック
各タブの右端に「×」ボタンがあり、これをクリックすればそのタブを閉じることができます。
2. キーボードショートカット
- command(⌘)+ W:現在のタブを閉じる
- command(⌘)+ shift + T:直前に閉じたタブを復元する
3. タブをまとめて閉じる
タブを右クリックして「右側のタブを閉じる」または「他のタブを閉じる」を選択すると、まとめて消すことができます。
Finderでタブを消す方法
macOSのファイル管理アプリ「Finder」もタブ機能に対応しており、複数のフォルダを一つのウィンドウ内でタブ表示できます。
1. タブの「×」をクリック
タブバー上のタブの左端にある「×」ボタンをクリックすることで、そのタブを閉じることができます。
2. キーボードショートカット
- command(⌘)+ W:現在開いているFinderのタブを閉じる
3. タブメニューから閉じる
Finder上部のメニューバーから「ウィンドウ」→「タブを閉じる」を選択する方法もあります。
Mission Controlやデスクトップのタブ(スペース)の閉じ方
Mission Controlで表示される仮想デスクトップ(スペース)も、見た目上は「タブ」のように見えるため、誤解されることがあります。
スペースの閉じ方
- 3本指で上にスワイプしてMission Controlを開く
- 画面上部に表示されたスペースのサムネイルにカーソルを合わせる
- 左上に表示される「×」をクリックすると、そのデスクトップが削除される
なお、最後の1つのデスクトップは削除できません。
アプリ内での「タブ」形式とその閉じ方
アプリによっては、エディターやツール内で独自のタブ表示を持つものがあります(例:Xcode、Visual Studio Code、Adobe系ソフトなど)。これらはそれぞれのアプリ内操作でタブを閉じる必要があります。
- Xcode:タブ右側の「×」で閉じる、またはcontrol + command + W
- VS Code:タブの「×」をクリック、またはcommand + W
アプリごとに異なるため、各アプリのヘルプドキュメントを確認するのが確実です。
まとめ:用途別にタブの閉じ方を覚えておこう
MacBookでは、タブの概念がブラウザだけでなく、Finderやアプリ、仮想デスクトップにも応用されています。それぞれの場面での正しいタブの消し方を把握しておくことで、作業効率を高めることができます。
- SafariやChromeでは「×」クリックやcommand + Wで閉じる
- Finderでも同様の操作が可能
- Mission Controlのスペースは「×」で削除
- アプリ独自のタブはそれぞれの仕様に従って操作
不要なタブはこまめに閉じて、快適なMacBook操作環境を維持しましょう。