MacBookのキーボード配列を完全解説|JIS・USの違いと変更方法

MacBookシリーズ
【PR】長期保証付きで常時400種4000台の中古PC・タブレットを販売【PC WRAP】

MacBookのキーボード配列には主に2種類ある

MacBookに搭載されているキーボード配列は、主に「JIS配列(日本語配列)」と「US配列(英語配列)」の2種類に分かれます。購入時にどちらかを選ぶ必要があり、物理的なキー配置が異なるため、後から変更するにはキーボード本体の交換が必要です。

日本国内で販売されているMacBookのほとんどはJIS配列が標準ですが、英語入力に慣れているユーザーや開発者の間ではUS配列の人気も根強くあります。

JIS配列とUS配列の主な違い

JIS配列とUS配列では、以下のような違いがあります。

項目 JIS配列 US配列
エンターキー 縦長でL字型 横長で細い
スペースキー 短い(変換キーと無変換キーが左右にある) 長い
記号の配置 「@」「:」などが異なる位置 英語標準に準拠
キー数 JIS:79キー(かな入力対応) US:78キー

JIS配列は日本語入力を前提としたレイアウトで、カナ入力や全角記号の打ちやすさが特徴です。一方で、US配列はキー数が少なく、記号がシンプルな構成になっており、プログラミングや英語入力に向いています。

【PR】スポンサーリンク

現在のキーボード配列の確認方法

MacBookで現在のキーボード配列を確認するには、以下の手順で操作します。

  1. 画面左上の「Appleメニュー」をクリック
  2. 「システム設定(またはシステム環境設定)」を開く
  3. 「キーボード」→「入力ソース」を選択

ここに表示される「日本語」や「英語(US)」といった入力ソースが、現在使われているキーボード配列に対応しています。ただし、物理的なキー配列と論理的な入力ソースが一致しない場合、入力ミスが生じるため注意が必要です。

配列変更の限界:物理キーボードは変更できない

macOSでは、ソフトウェア上でキーボード配列の入力ソースを変更することは可能ですが、物理キーの配置は変わりません。たとえばJIS配列のMacBookにUS配列の入力ソースを設定すると、キーに刻印された記号と実際の入力内容が一致しなくなります。

物理的に配列を変更するには、以下の手段が考えられます。

  • US配列の外付けキーボードを使用する
  • MacBookのキーボードをApple正規サービスで交換(有償)

Appleではキーボード配列の変更のみを目的とした本体交換は基本的に受け付けていません。購入時に慎重に選択することが重要です。

【PR】スポンサーリンク

ソフトウェアでキーマッピングを変更する方法

どうしても特定のキー配置をカスタマイズしたい場合は、以下のようなサードパーティ製アプリを利用する方法があります。

Karabiner-Elements

macOS向けの無料キーカスタマイズツールで、キーの割り当てを自由に変更できます。US配列風にJISキーボードを動作させたり、CapsLockキーをControlキーに変更するなどの設定が可能です。

使用時は必ず設定ファイルのバックアップを取り、システムアップデート後も互換性に注意してください。

JIS配列とUS配列、どちらを選ぶべきか

用途に応じて最適なキーボード配列を選ぶ必要があります。以下に選定の目安をまとめます。

  • JIS配列がおすすめな人:日本語入力中心、変換・無変換キーを多用、カナ入力ユーザー
  • US配列がおすすめな人:プログラミング、英語文章の入力が多い、見た目のシンプルさ重視

一度配列に慣れてしまうと、切り替えには学習コストがかかるため、最初に選ぶ際に自分の用途を明確にしておくことが重要です。

【PR】スポンサーリンク

US配列モデルの購入方法

Apple公式オンラインストアでは、カスタマイズオプションとしてUS配列を選択可能です。店頭在庫モデルは基本的にJIS配列で、US配列は取り寄せ対応となります。整備済製品や中古市場では、US配列モデルの取り扱いが少ないため、希望する場合は購入時期や店舗選びに注意が必要です。

まとめ:MacBookのキーボード配列は使用目的に応じて選択を

MacBookのキーボード配列は、作業の効率や快適さに直結する重要な要素です。JIS配列とUS配列はそれぞれ特徴があり、用途や入力スタイルに合わせて選ぶことが求められます。

  • 配列変更はソフトウェアで一部可能だが、物理的変更には制限がある
  • Karabiner-Elementsなどのツールで一部カスタマイズは可能
  • US配列モデルを希望する場合は、オンライン購入が確実

購入前に配列の違いを正しく理解し、自分に最適なキーボード環境を選択しましょう。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
タイトルとURLをコピーしました