AirPods Pro(第2世代)の買取市場における位置づけ
AirPods Pro(第2世代)は、Appleのノイズキャンセリング対応完全ワイヤレスイヤホンの中でも上位モデルに位置づけられ、需要が高いため中古市場でも比較的安定した価格で取引されています。特に状態の良い製品や付属品が揃っているものは、買取価格が高くなる傾向にあります。
AirPods Pro 2にはUSB-CモデルとLightningモデルがあり、2023年以降はUSB-Cモデルの人気が高まっています。ただし、いずれのモデルも中古買取対象となっています。
買取価格の相場と影響する要因
AirPods Pro(第2世代)の買取価格は、以下の要素によって左右されます。
- モデルの種類: USB-C版はLightning版より若干高値がつく傾向あり
- 本体・ケースの動作確認の有無: すべての機能が正常に動作することが望ましい
- 外観の状態: 傷、汚れ、変色の有無
- 付属品の有無: イヤーチップ、箱、ケーブルなどが揃っているか
- バッテリー状態: 経年劣化による持続時間の短縮も価格に影響
状態が「未使用に近い」「目立つ傷なし」「すべての付属品あり」であれば、2025年現在で12,000円〜18,000円前後での買取が見込まれます。ジャンク品(片耳のみ、ケースのみなど)の場合は数千円程度に下がる可能性があります。
買取前に確認しておくべきこと
AirPods Pro(第2世代)を買取に出す前に、以下の項目をチェックしておくことで、トラブルを防ぎ、査定額を高めることができます。
- 本体とケースの動作確認(充電・接続・再生機能など)
- iPhoneの「探す」からAirPodsを削除(iCloud連携の解除)
- すべてのデバイスからBluetooth登録を解除
- 本体・ケースの清掃(イヤーチップの交換または洗浄)
- 箱・ケーブル・替えチップなどの付属品をそろえる
特に「探す」から削除していないと、他者による再使用ができず、買取を断られるケースがあります。
AirPods Proを初期化する方法
買取に出す前には、AirPods Pro(第2世代)をリセット(初期化)することが推奨されます。以下の手順で実施可能です。
- AirPods Proをケースに戻して蓋を閉じ、30秒以上待つ
- iPhoneのBluetooth設定からAirPods Proの情報を開き、「このデバイスの登録を解除」を選択
- ケースの蓋を開け、背面のボタンを15秒間長押し
- LEDがオレンジに点滅した後、白く点滅すればリセット完了
これにより、ペアリング情報や設定がすべて削除され、新しいユーザーでも使用可能になります。
買取方法の種類と特徴
AirPods Pro(第2世代)の買取には、主に以下の3つの方法があります。
- 店頭買取: その場で査定・現金化可能。即日対応がメリット。
- 宅配買取: 自宅から送付。手数料無料の店舗が多いが、査定・入金まで数日要する。
- フリマアプリ: メルカリ・ラクマ等で個人売買可能。相場より高く売れることもあるが、トラブルリスクや発送対応が必要。
手間をかけず安全に処理したい場合は、信頼性のある中古買取業者を利用するのが一般的です。
高く売るためのポイント
少しでも高い価格で買取を狙うためには、以下の工夫が有効です。
- 発送前にアルコールで軽く清掃して印象を良くする
- イヤーチップが未使用なら別途アピールする
- Apple公式の型番(A2931/A2932/A2798)を記載する
- 保証書や購入日が分かるレシートがあるとさらに有利
また、キャンペーン期間中は買取価格が上乗せされるケースもあるため、タイミングの見極めも重要です。
買取に出せないケースと注意点
以下のような場合は、買取を拒否される可能性があります。
- 「探す」機能から未解除のもの(iCloudに紐づいている)
- 紛失品・盗難品の可能性があるもの(確認のため本人確認書類を求められる場合あり)
- 完全に故障して動作しないもの(ジャンク品扱い)
特にApple IDに紐づいた状態のAirPodsは、初期化しても再利用ができないため、注意が必要です。
まとめ:AirPods Pro 2を安全かつ高値で買取してもらうには
AirPods Pro(第2世代)の買取は、正しい準備と手順を踏めば、高価買取が十分可能です。まずは状態の確認、iCloudからの削除、初期化、付属品の整理を確実に行いましょう。使用頻度が少ない場合や新モデルへ買い替えを検討している場合、買取を活用することでコスト負担を軽減できます。
信頼できる買取業者の選定や、キャンペーンを活用したタイミングも重要なポイントです。今後もApple製品は一定のリセールバリューが期待できるため、正しい扱いを心がけることで、資産価値を最大限に活かすことが可能です。