Logicoolの60％キーボードモデル一覧と特徴・選び方

Logicoolの60％キーボードとは

Logicool（ロジクール）の60％キーボードは、テンキーやファンクションキー列、方向キーなどを省略し、コンパクト化されたキーボードレイアウトを採用したモデルである。フルサイズキーボードに比べて設置面積が小さく、省スペース化や持ち運びに適している。

代表的なLogicool 60％キーボードモデル

• Logicool G PRO X Keyboard（テンキーレス、キー交換対応）※完全な60％ではないが、コンパクトモデルとして分類される場合がある
• Logicool G715（TKL相当で方向キー搭載、60％キーボードよりやや大きめ）
• Logicool POP Keys（75％レイアウト、方向キー搭載、コンパクト設計）

現時点（公表情報）では、Logicoolから完全な60％レイアウト（方向キー・ファンクションキー列なし）のキーボードは国内公式モデルとしては販売されていない。

特徴

• 省スペース設計により、マウス操作スペースを広く確保可能
• 軽量で持ち運びやすく、外出先や限られた作業スペースに適する
• ゲーミングモデルではメカニカルスイッチ採用が多く、耐久性と打鍵感に優れる
• 一部モデルではキースイッチ交換やカスタマイズに対応

接続方式

• 有線USB接続（遅延が少なく安定した入力が可能）
• LIGHTSPEEDワイヤレス接続（低遅延ワイヤレス技術、対応モデルのみ）
• Bluetooth接続（マルチデバイス切替対応モデルあり）

対応OS

Logicoolのコンパクトキーボードは、Windows、macOS、ChromeOS、iPadOS、Androidなど幅広いOSに対応している。機能キーやショートカットはOSによって動作が異なる場合がある。

選び方のポイント

• ゲーム用途なら、Nキーロールオーバーや低遅延接続対応モデルを選択
• 外出先での利用が多い場合は、ワイヤレス接続と長時間バッテリー駆動を重視
• カスタマイズ性を求める場合は、キースイッチ交換対応モデルを選ぶ
• 方向キーの有無やFnキーでの操作性も確認する

注意点

• 方向キーやファンクションキーが省略されている場合、Fnキーとの併用操作が必要
• 国内正規モデルでは完全60％配列の製品は少ないため、海外モデルの購入を検討する場合は対応言語配列を確認する
• ゲームや業務で頻繁にテンキーを使用する場合は非推奨

まとめ

Logicoolの60％キーボードは、省スペース化や持ち運びやすさを重視するユーザーに適している。完全な60％配列の国内正規モデルは限られるが、テンキーレスや75％配列モデルでも同様のメリットを享受できるため、利用目的に応じた選択が重要である。