MacBookで使える便利なコマンド一覧|ターミナル操作と基本の使い方を解説

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はじめに:MacBookでの「コマンド」とは何か

MacBookでは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)による操作が一般的ですが、コマンドを使った操作も強力な手段の一つです。コマンドとは、macOSに対して指示を与えるためのテキストベースの命令であり、主に「ターミナル」アプリを通じて入力します。この記事では、MacBookで使える基本的かつ便利なコマンドを中心に、ターミナルの使い方や注意点も含めて詳しく解説します。

ターミナルの起動方法

macOSに標準搭載されている「ターミナル」は、以下の手順で起動できます。

  1. 「Launchpad」を開く
  2. 「その他」フォルダを選択
  3. 「ターミナル」アプリをクリック

または、Spotlight検索(Command + スペース)で「terminal」と入力して起動することも可能です。

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基本のファイル操作コマンド

MacBookのターミナルでは、UNIXベースのコマンドが利用できます。以下は代表的なファイル操作用コマンドです。

  • ls:ディレクトリ内のファイルやフォルダを一覧表示
  • cd ディレクトリ名:ディレクトリを移動
  • pwd:現在のディレクトリのパスを表示
  • mkdir フォルダ名:新しいフォルダを作成
  • touch ファイル名:空のファイルを作成
  • rm ファイル名:ファイルを削除
  • rm -r フォルダ名:フォルダを再帰的に削除

システム関連の便利なコマンド

  • top:リアルタイムのCPUやメモリ使用状況を表示
  • df -h:ディスク使用量を人間に読みやすい形式で表示
  • uptime:システム起動後の経過時間を表示
  • whoami:現在ログインしているユーザー名を表示
  • hostname:MacBookのホスト名を表示
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ネットワーク関連のコマンド

ネットワーク状態や接続先の確認にもターミナルコマンドが役立ちます。

  • ping ドメイン名:対象サーバーとの通信確認
  • ifconfig:ネットワークインターフェースの詳細情報を表示
  • netstat -rn:ルーティングテーブルの表示
  • traceroute ドメイン名:通信経路の確認

アプリやシステムの制御コマンド

アプリの強制終了や再起動など、GUIではできない細かな制御が可能です。

  • kill プロセスID:特定のプロセスを終了
  • ps aux:全プロセスの情報を表示
  • sudo shutdown -r now:Macを即時再起動(要パスワード)
  • sudo shutdown -h now:Macを即時シャットダウン
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設定や隠し機能に関するコマンド

macOSでは、defaultsコマンドを使うことで設定ファイルを書き換えることが可能です。以下は一例です。

  • defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles -bool true:隠しファイルを表示
  • killall Finder:Finderを再起動して設定を反映
  • defaults write com.apple.dock autohide -bool true:Dockを自動的に隠す
  • killall Dock:Dockを再起動

これらの操作はシステム設定に影響を与えるため、使用には注意が必要です。

コマンド入力時の注意点と補助機能

  • Tabキーによる補完: ディレクトリ名やファイル名を自動補完
  • 矢印キー: 上下キーで過去に入力したコマンドを呼び出し
  • sudoの使用: 管理者権限が必要な操作にはパスワード入力が求められる
  • コマンドの誤使用: rm -rfは特に注意が必要。誤ってシステムファイルを削除するリスクがある

まとめ:MacBookでコマンド操作を習得すると作業効率が向上

MacBookではGUIだけでなく、ターミナルを用いたコマンド操作によって細かな制御や効率的な作業が可能になります。基本的なコマンドを理解しておけば、トラブルシューティングや開発作業にも役立ちます。初めての方は、まずは安全なコマンドから実行し、徐々に応用範囲を広げていくことが推奨されます。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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