はじめに
macOSには「ウィジェット」機能が搭載されており、MacBookでもカレンダー、天気、株価、時計などの情報を即座に確認できます。特にmacOS Big Sur以降では、デザインや操作性が大幅に刷新され、iOSと同様のウィジェット体験が可能になっています。この記事では「macbook ウィジェット」というキーワードをもとに、MacBookにおけるウィジェットの使い方、追加・削除方法、トラブル対処などを事実に基づいて解説します。
MacBookでウィジェットが使える環境
ウィジェットはmacOS Big Sur(11.0)以降に対応しており、以下の環境で使用可能です。
- macOS Big Sur(2020年11月以降)
- macOS Monterey、Ventura、Sonomaなど以降のバージョン
- Apple Silicon(M1/M2/M3)およびIntelチップ搭載MacBookの両方に対応
ウィジェットの表示方法
MacBookでウィジェットを確認するには、「通知センター」からアクセスします。
- 画面右上の時計または日付をクリック
- 右側に通知センターが展開され、ウィジェットが表示される
- スクロールして複数のウィジェットを確認可能
ウィジェットの追加・削除方法
1. ウィジェットの追加
- 通知センターを開く
- 下部にある「編集」ボタンをクリック
- 左側のリストから追加したいウィジェットを探す
- 「+」ボタンを押して追加
- 追加後、ドラッグ&ドロップで配置を変更可能
2. ウィジェットの削除
- 編集モードに入り、不要なウィジェットの左上にある「−」ボタンをクリック
- 即座にウィジェットが通知センターから消去される
削除しても再度追加することは可能です。
主な標準ウィジェットの種類
macOSには以下のようなウィジェットが初期搭載されています。
- カレンダー:直近の予定を表示
- 天気:現在地または指定地域の気象情報
- 時計:世界時計を複数都市で表示可能
- 株価:お気に入りの銘柄の現在値と変動
- メモ:Apple純正のメモアプリと連携
- スクリーンタイム:MacBookの使用状況を可視化
サードパーティ製ウィジェットの利用
macOS Sonoma以降では、iPhone用ウィジェットをMacに表示できる「iPhoneウィジェットの連携」機能が追加されました。以下の条件で利用可能です。
- 同じApple IDでiPhoneとMacをサインイン
- 同一Wi-Fiネットワーク上にある
- Bluetoothがオンになっている
App Store経由でインストールされたサードパーティアプリがウィジェットに対応していれば、Macの通知センターに追加可能です。
ウィジェットが表示されない・動作しない場合の対処法
ウィジェットが動作しない場合は以下を確認してください。
- macOSのバージョンを確認し、11.0以上であるかチェック
- 通知センターの編集から有効になっているか確認
- アプリがウィジェットに対応しているか確認
- Macを再起動し、リフレッシュを試みる
- 設定>Apple ID>iCloudの同期状況を確認(iPhoneウィジェット連携時)
デスクトップにウィジェットを固定表示する方法
macOS Sonoma以降では、通知センターとは別に、ウィジェットをデスクトップ上に常時表示する機能が追加されました。設定手順は以下の通りです。
- デスクトップ上で右クリック →「ウィジェットを編集」
- 追加したいウィジェットをドラッグしてデスクトップに配置
- 大きさや位置は後から調整可能
これにより、作業中でも常に必要な情報にアクセスしやすくなります。
まとめ
MacBookでのウィジェット活用は、日常作業の効率化や情報確認のスピードアップに貢献します。通知センターのカスタマイズやmacOS Sonoma以降のデスクトップウィジェット機能を活用すれば、より柔軟で実用的な作業環境が整います。標準ウィジェットに加え、サードパーティアプリの連携も活用することで、自分に最適な情報表示が可能です。
 
  
  
  
  

