AirPodsのペアリング解除とは?
AirPodsのペアリング解除とは、接続済みのデバイスとのBluetooth接続情報を削除する操作を指します。解除を行うことで、そのデバイスからは自動接続されなくなり、再度使用するにはペアリングの再設定が必要になります。
複数のデバイスでAirPodsを使っていて接続先が切り替わらない場合や、他人に譲渡・売却する際にも、この解除操作は重要です。以下にiPhone・Android・Windows別に具体的な手順を紹介します。
iPhone/iPadでのペアリング解除方法
- 「設定」アプリを開く
- 「Bluetooth」をタップ
- 接続済みのAirPodsの右側にある「i」マークをタップ
- 「このデバイスの登録を解除」を選択
- 確認画面で再度「解除」をタップ
これでiPhone/iPadとのBluetooth接続情報が削除されます。同じApple IDで使用している他のAppleデバイスとの接続情報も一部共有されているため、必要に応じて個別に対応が必要です。
Macでのペアリング解除方法
- 「システム設定(またはシステム環境設定)」を開く
- 「Bluetooth」を選択
- AirPods横に表示される「×」または「削除」ボタンをクリック
- 確認ダイアログで「削除」を選択
Macからの削除後、同一Apple IDの他のデバイスではまだ接続情報が残っている可能性があります。
Apple IDとの紐付けを完全に解除するには
AirPodsがiCloudに紐づいている場合、Bluetoothペアリングを解除するだけでは完全に切り離されません。他の人に譲渡する場合などは、以下の操作を推奨します:
- 「探す」アプリを開く
- AirPodsを選択
- 「このデバイスを削除」→Apple IDのパスワードを入力
これにより、AirPodsはiCloudアカウントからも解除され、次に使う人が問題なくペアリング可能になります。
Androidスマートフォンでのペアリング解除方法
- 「設定」アプリを開く
- 「接続済みのデバイス」→「Bluetooth」を選択
- 一覧からAirPodsを選び、「削除」または「ペアリング解除」をタップ
解除後は再度ペアリングしない限り、Android端末とは接続されません。
Windowsパソコンでのペアリング解除方法
- 「設定」→「Bluetoothとデバイス」を開く
- 「デバイスの一覧」からAirPodsを見つけて「…」をクリック
- 「デバイスの削除」または「ペアリング解除」を選択
削除後、AirPodsを使用する場合は再度ペアリング手順を行う必要があります。
AirPodsを完全に初期化(リセット)する方法
AirPodsを他の人に譲渡する、または不具合時に完全な状態に戻したい場合は、ペアリング解除に加えてAirPods本体のリセットを行います。
- AirPodsをケースに入れてフタを開ける
- 背面のボタンを約15秒長押し(LEDがオレンジ→白に変化)
- LEDが白く点滅し始めたらリセット完了
この状態になると、すべての接続情報が削除され、新品と同様の状態になります。
ペアリング解除時の注意点
- AirPodsを削除するだけではApple IDとの紐付けは解除されない
- 「探す」アプリから削除しないと他人のデバイスでは再ペアリングできない場合がある
- Bluetoothの解除とiCloudの解除は別操作として認識する必要がある
まとめ
AirPodsのペアリング解除は、Bluetooth接続の解除に加え、Apple IDとの紐付け解除も必要な場合があります。iPhoneやAndroid、Windowsなどデバイスごとに手順が異なるため、状況に応じた正しい操作が求められます。譲渡や下取りを行う場合には、必ずiCloudからの削除と本体リセットも併せて実施することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
 
  
  
  
  


