「また広告か……」——iPhoneを使っていて、そう感じたことはありませんか？
アプリ内、Safari、YouTube、ニュースアプリ…広告は今やあらゆる場所に出現します。1日に何百回と見る広告に、知らず知らずストレスを感じている人も少なくないはずです。
そこで今回は、iPhoneヘビーユーザー向けに、広告を極力カットして快適に使うための「広告フリー生活テクニック」を8つご紹介します。
ポイントは、「Safariの広告ブロック」だけにとどまらず、通知、アプリ内広告、通信制限まで幅広くアプローチすること。訴訟リスクやグレーな手段を避けながら、安全で現実的な方法に限定しています。
1. Safariでの広告をカットする：コンテンツブロッカーを活用
まず最初にできるのがSafariの広告ブロック。iOSでは「コンテンツブロッカー」と呼ばれる仕組みが用意されています。
- おすすめ：1Blocker、AdGuard、Ka-Block!
- App Storeからダウンロード → iPhone設定 > Safari > コンテンツブロッカーで有効化
- ウェブ広告、トラッカー、バナーなどを非表示に
特にAdGuardは、細かいフィルタ設定ができるため、広告だけでなく「偽のダウンロードボタン」や「ポップアップ警告」もブロック可能です。
2. YouTube広告を避ける方法（合法的に）
公式アプリでの広告をブロックする手段は基本的にありません。そこで次の方法が現実的です。
- YouTube Premium（月額制。広告なし＋バックグラウンド再生）
- SafariでYouTubeを視聴＋コンテンツブロッカー併用
- PiP（ピクチャインピクチャ）機能でアプリ不要のながら見視聴
裏技的なアプリは利用規約に違反する場合があるので避けましょう。公式の仕組みやSafariでの視聴の方が安心です。
3. アプリ内広告を避けるには？
無料アプリには広告がつきもの。ただし、以下の方法で回避できます。
- 課金して広告を外す（Ad-freeオプション）
- 有料アプリを選ぶ（UIが洗練されていることも多い）
- 同じ用途で広告の少ない代替アプリを探す
たとえば、メモアプリなら「Evernote（広告あり）」より「Notion（広告なし）」のような選択肢も。
4. 無駄な通知広告を減らす
ECアプリやゲームの通知でセール情報がバンバン届くのも“広告”の一種です。
- iPhoneの設定 > 通知 > アプリごとに通知をオフ
- ロック画面で表示されないように「通知のスタイル」を調整
通知管理をするだけで、心理的なノイズが激減します。
5. アプリの“通信そのもの”を制限する
アプリによってはバックグラウンドで広告取得や追跡を行っています。通信自体を制限することで広告表示を抑えられる場合も。
- 設定 > モバイル通信 > アプリごとに通信オフ
- Wi-Fi接続時のみ使うよう設定する
特にゲームや無料ニュースアプリで効果的です。
6. iOSのプライバシー設定を強化する
Appleはプライバシーを重視しています。以下の設定も忘れずに。
- 設定 > プライバシーとセキュリティ > トラッキング > アプリにトラッキングの許可をオフ
- 設定 > Safari > サイト越えトラッキングを防ぐ
これにより、パーソナライズ広告の出現頻度も大幅に下がります。
7. ニュースアプリの広告地獄を避けるには？
スマートニュースやLINEニュースなどは広告が多め。以下のような工夫でストレス軽減できます。
- RSSリーダーアプリ（Feedlyなど）で広告の少ない配信元だけを読む
- Apple News（日本未対応）を使いたい場合は海外アカウント経由で試す
- ニュース記事はSafari＋広告ブロックで読む
8. それでも広告が気になるあなたへ：ミニマル生活のすすめ
もし“広告そのもの”に疲れているなら、広告の少ないアプリ中心の構成に切り替えるのも一手です。
- Ad-freeな有料アプリを選ぶ（カレンダー、ToDo、メモ、天気）
- 純正アプリを活用する（Safari、メール、カレンダーなど）
- スマホを「使わない時間」をつくる
これは広告を消す以上に、スマホ疲れそのものを解消する効果があります。
まとめ：iPhone広告フリー生活は“設定と工夫”で作れる
広告にイライラするのは自然なこと。でも、iPhoneには意外と多くの“対処法”が用意されています。
安全な方法で広告を減らし、快適かつ集中できるスマホ環境を手に入れてみませんか？
ストレスのない“静かなiPhone”生活、ぜひ今日から始めてみてください。
