「iPhoneの画面、なんか違う?」──その理由は“有機EL”かも
最近のiPhoneは「画面がキレイ」「黒が深い」と感じたことはありませんか?それは、従来の液晶ではなく、有機ELディスプレイ(OLED)が搭載されているからかもしれません。
でも、「iPhoneの有機ELっていつから?」「自分の持ってるモデルは液晶?有機EL?」といった疑問を持つ人も多いはず。
この記事では、iPhoneに有機ELが採用された時期・モデル一覧・見分け方・液晶との違いまで、まとめて分かりやすく解説します。
iPhoneに有機ELが搭載されたのはいつから?
Appleが初めて有機ELディスプレイを採用したのは、2017年発売の「iPhone X(テン)」からです。
- iPhone X(2017年):初の有機EL搭載モデル
それまでは全て液晶(LCD)を採用していました。
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有機ELを搭載しているiPhone一覧(2025年時点)
以下は、有機ELディスプレイを搭載しているiPhoneモデル一覧です。
| モデル名 | 発売年 | ディスプレイ種 |
|---|---|---|
| iPhone X | 2017年 | 有機EL |
| iPhone XS / XS Max | 2018年 | 有機EL |
| iPhone 11 Pro / Pro Max | 2019年 | 有機EL |
| iPhone 12 / 12 mini / 12 Pro / 12 Pro Max | 2020年 | 全モデル有機EL |
| iPhone 13シリーズ(全モデル) | 2021年 | 有機EL |
| iPhone 14シリーズ(全モデル) | 2022年 | 有機EL |
| iPhone 15シリーズ(全モデル) | 2023年 | 有機EL |
| iPhone 16シリーズ(予定) | 2024年 | 有機EL継続と予想 |
逆に、液晶ディスプレイのiPhoneはどれ?
有機ELより価格が抑えられていたiPhoneの中には、液晶ディスプレイ(LCD)を搭載していたモデルもあります。
- iPhone 8 / 8 Plus(2017年)
- iPhone XR(2018年)
- iPhone 11(2019年)
- iPhone SE(第2世代・第3世代)
これらはすべて液晶ディスプレイです。画面の明るさや黒の深みは有機ELに劣る部分もありますが、バッテリー持ちの安定性などでは優れるケースもあります。
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有機ELと液晶(LCD)の違いとは?
違いを一言で言えば、表示の美しさと消費電力にあります。
| 項目 | 有機EL | 液晶(LCD) |
|---|---|---|
| 黒の表現 | 本物の黒(ドットを完全消灯) | 黒く見せているだけ |
| コントラスト | 非常に高い | やや控えめ |
| 消費電力 | 暗い表示ほど省電力 | 常にバックライト点灯 |
| 焼き付きリスク | あり(長時間表示に注意) | 基本的になし |
写真や動画をよく見る方、ダークモードを活用している方には有機ELのメリットは大きいです。
自分のiPhoneが有機ELかどうかの見分け方
以下のどれかで確認できます。
- 設定 → 一般 → 情報 → 機種名 でモデルを確認
- Appleの公式サイト(サポートページ)で仕様を調べる
- 画面に黒背景を表示し、「本物の黒」に近いかで見分ける
特に「黒が浮いて見える」なら液晶、「真っ黒に沈み込む」なら有機ELの可能性が高いです。
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どちらが良い?有機ELと液晶の選び方
一概に「有機ELが良い」とは言い切れません。以下のような使い方によって選ぶと後悔がありません。
有機ELが向いている人
- 映像コンテンツ(Netflix、YouTubeなど)をよく観る
- 美しい画面表示を重視
- ダークモードを常用している
液晶が向いている人
- 長時間の画面使用が多い(焼き付きリスクを避けたい)
- 価格を重視したい
- バッテリー持ちを安定させたい
まとめ:iPhoneの有機ELは2017年の「X」から!
改めて整理すると:
- 有機ELは2017年のiPhone Xから導入
- 現在では全シリーズが有機ELに移行済み(SE除く)
- 液晶との違いは「画質」「黒の表現力」「消費電力」など
画面表示の質にこだわる人にとって、有機EL搭載のiPhoneは十分にその価値があります。
あなたのiPhoneがどちらか、この記事で確認してみてください。
注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。


