Logicool Darkfield技術の仕組みと対応マウス一覧

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Logicool Darkfieldとは

Logicool Darkfieldは、Logicoolが開発した高精度トラッキング技術です。ガラスや光沢のある面など、従来の光学式マウスやレーザーマウスでは正確な動作が難しい環境でも、正確なカーソル操作を可能にします。この技術は主にLogicoolの高性能マウス製品に搭載されています。

技術の仕組み

Darkfieldはレーザーセンサーをベースに、微細な表面パターンやほこりレベルの凹凸を検出して位置を追跡します。一般的な光学センサーが表面の反射を利用するのに対し、Darkfieldは表面の微小なテクスチャ情報を読み取るため、ガラス(厚さ4mm以上)や透明素材の上でも動作します。

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主な特徴

  • ガラスや鏡面上での正確なトラッキング
  • 4000dpi以上の高精度センサー(モデルにより異なる)
  • 省電力設計で長時間使用可能
  • BluetoothおよびUnifyingレシーバー接続に対応(モデル依存)

対応マウス例

  • MX Masterシリーズ(MX Master、MX Master 2S、MX Master 3、MX Master 3S)
  • MX Anywhereシリーズ(MX Anywhere 2、MX Anywhere 2S、MX Anywhere 3)
  • その他一部のハイエンドLogicoolマウス
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設定と使用方法

  1. マウスをPCに接続(BluetoothまたはUnifyingレシーバー)します。
  2. Logicool Options+ソフトウェアをインストールします。
  3. ソフトウェア内でDPI感度やボタン割り当てなどをカスタマイズします。
  4. ガラスや光沢面など、使用したい環境で動作を確認します。

使用時の注意点

  • ガラス面の場合、厚さが4mm未満だとトラッキング性能が低下する可能性があります。
  • ホコリや油分が多い表面では精度が低下することがあります。
  • ソフトウェアのDPI設定によって動作感度が変わるため、用途に合わせて調整が必要です。
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メンテナンス方法

  • センサー部分を柔らかい布で定期的に清掃する。
  • 長時間使用しない場合は電源をオフにする。
  • ファームウェア更新がある場合はLogicool Options+から適用する。

まとめ

Logicool Darkfield技術は、作業環境に依存しない高い操作性を実現します。特にガラス面や光沢のあるデスクで作業するユーザーにとって、Darkfield搭載マウスは信頼性の高い選択肢です。対応モデルと適切な設定を確認すれば、常に安定したカーソル操作が可能になります。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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