AirPodsのノイズキャンセリング機能とは?
AirPodsの「ノイズキャンセリング機能」とは、周囲の騒音を打ち消して静かな環境を作るための機能です。Appleが提供する「アクティブノイズキャンセリング(ANC)」は、外部音に逆位相の音を当てて相殺する仕組みで、通勤や移動中などの騒がしい環境で効果を発揮します。
この機能は、AirPods Pro(第1世代・第2世代)およびAirPods Maxに搭載されています。
AirPodsのノイズキャンセリングのやり方(設定手順)
AirPods Proの場合(iPhoneと接続時)
- AirPods Proを耳に装着する
- iPhoneの「コントロールセンター」を開く
- 音量スライダーを長押し
- 表示される「ノイズコントロール」から「ノイズキャンセリング」をタップ
AirPods Maxの場合
- ノイズコントロールボタンを押す
- 「ノイズキャンセリング」「外部音取り込み」「オフ」の中から選択する
- iPhoneやiPadの「設定」>「Bluetooth」>「AirPods Max」からも設定可能
Apple Watchから操作する方法
- AirPodsを接続した状態でApple Watchの「再生中」画面を開く
- ノイズコントロールのアイコンをタップ
- 「ノイズキャンセリング」を選択
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ノイズキャンセリングと外部音取り込みの切り替え方法
AirPodsでは、以下の方法でノイズキャンセリングと外部音取り込みモードを切り替えられます:
- AirPods Pro:ステム(軸部分)を長押しすることで切り替え可能
- AirPods Max:ノイズコントロールボタンで切り替え
また、「設定」>「Bluetooth」>接続中のAirPodsの「i」マークからモードの切り替え操作も可能です。
ノイズキャンセリングが使えないときの確認項目
- 対応モデルであるか確認(AirPods 第1〜3世代は非対応)
- 最新のiOSおよびAirPodsファームウェアが適用されているか確認
- AirPodsが正しく装着されているか(イヤーチップのフィット感も影響)
- ペアリングの再設定(Bluetoothから削除→再登録)
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ノイズキャンセリングを最大限に活用するためのポイント
- 密閉性の高いイヤーチップを使用:外部音の遮断性能が向上
- 装着状態テスト:iOSの「イヤーチップ装着状態テスト」で適切なサイズを確認
- 静かな環境で一度比較:ノイズキャンセリングの効果を把握するために、オフとの違いを体験
ノイズキャンセリング機能の注意点
AirPodsのノイズキャンセリングは万能ではなく、以下のような注意点があります:
- 急な大きな音(クラクション、人の叫び声など)までは完全に遮断できない
- 長時間使用すると耳の圧迫感を感じることがある
- バッテリー消費がやや早くなる
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ノイズキャンセリングに関するよくある質問
Q. AirPodsのノイズキャンセリングは自動でオンになりますか?
A. 自動ではオンになりません。装着後にユーザーが明示的にモードを切り替える必要があります。
Q. ノイズキャンセリングを無効にする方法は?
A. コントロールセンター、またはAirPodsのステムを長押しすることで「オフ」モードに切り替えられます。
Q. Siriに頼んでノイズキャンセリングをオンにできますか?
A. 対応しています。「Hey Siri, ノイズキャンセリングをオンにして」と話しかけることで切り替え可能です(iOSのバージョンによる)。
まとめ
AirPodsのノイズキャンセリング機能は、静かな空間を作り出すために非常に便利な機能です。操作方法は直感的で、iPhoneやApple Watchから簡単に切り替え可能です。
うまく活用するためには、対応モデルの確認、適切な装着、そしてこまめなソフトウェアアップデートがポイントとなります。騒音が気になる場面では、積極的に活用してみましょう。
注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。