AirPodsのケースだけ無くしたらどうなる?まず確認すべきこと
AirPodsを使用している中で、ケースだけを紛失してしまうケースは少なくありません。「AirPods ケース だけ 無く した」という状況では、充電・ペアリング・保管すべてに影響が出ます。本記事では、事実に基づいてAirPodsケースのみ紛失した際の対応策と注意点を解説します。
AirPodsケースの役割と紛失時の影響
AirPodsの充電ケースは、単なる収納ボックスではありません。以下のような重要な役割を担っています。
- AirPods本体の充電
- Bluetoothペアリング操作の起点
- ファームウェアのアップデート時の通信補助
- AirPodsの持ち運びと保護
そのため、ケースを紛失した状態では次のような制限が発生します。
- AirPodsの充電ができなくなる
- 再ペアリング(新しい端末への接続)が不可能
- 「探す」機能でケースを探すことが難しい(ケースにU1チップがあるのは第2世代Pro以降)
「探す」アプリでAirPodsケースを探すことは可能か?
AirPods Pro(第2世代)以降のモデルには、U1チップが搭載された充電ケースが付属しており、iPhoneの「探す」アプリから位置情報を確認できます。該当モデルであれば、ケース単体も探索可能です。
一方、AirPods(第2世代・第3世代)やAirPods Pro(第1世代)のケースにはこの機能がないため、ケースだけの追跡はできません。
ケースを紛失した場合の対処方法
1. 周囲をもう一度確認する
ケースは小さく軽いため、バッグやポケット、ソファの隙間などに紛れやすいです。再確認を徹底しましょう。
2. 「探す」アプリでAirPods本体の最終位置を確認
ケース内にAirPodsが入っていた場合は、その最終位置がiPhoneの「探す」アプリで表示されます。ただし、ケースだけを紛失した場合、機能するのはPro第2世代以降に限られます。
3. Appleサポートから充電ケースを再購入する
Appleでは、充電ケース単体の再購入が可能です。以下はモデル別の概算価格(税込、2025年6月時点)。
- AirPods(第2世代)充電ケース:約9,400円
- AirPods(第3世代)MagSafe充電ケース:約12,800円
- AirPods Pro(第1世代)ワイヤレス充電ケース:約12,800円
- AirPods Pro(第2世代)USB-C / MagSafeケース:約14,800円
価格は変更される可能性があるため、Apple公式サイトまたはサポート窓口での確認が必要です。
4. 保証対象か確認する
AppleCare+ for Headphonesに加入している場合、1回あたりのサービス料(AirPodsの場合3,700円)でケースを再入手できる可能性があります。通常保証ではケース紛失は対象外です。
5. サードパーティ製ケースは使用できるか?
Amazonなどではサードパーティ製のケースが販売されていますが、これは「外装カバー」であり、純正の充電・ペアリング機能を持つケースとは異なります。純正機能を代替できる互換品はApple非公認であり、動作保証はありません。
再購入したケースでAirPodsを再接続する方法
新しい充電ケースを入手した後、AirPods本体をそのケースに収めた上でリセットと再ペアリングが必要です。
- AirPodsをケースに収納しフタを開ける
- 背面ボタンを15秒ほど長押しして白点滅になるまで待つ
- iPhoneのBluetooth設定画面から新しいAirPodsとして接続
この操作により、新しいケースでの使用が可能になります。
よくある質問(FAQ)
Q. ケースなしでAirPodsを使い続けることはできますか?
A. 既にペアリング済みでバッテリーがある場合は、一時的には使用可能です。ただし、充電や再接続はできません。
Q. 中古のケースだけを入手して使えますか?
A. 技術的には可能ですが、リセットされていない場合や型番違いだと動作しないことがあります。非推奨です。
Q. 紛失物センターや警察に届けた方が良いですか?
A. 公共施設や交通機関内で紛失した場合は、遺失物届けを出すことを推奨します。発見率は場所によります。
まとめ:AirPodsのケースを無くしたら早めの対応が重要
AirPodsのケースを無くした場合、充電・再ペアリング・アップデートといった基本機能が使用できなくなるため、早急な対応が必要です。Apple公式でケース単体の購入が可能なので、モデルに合った製品を選びましょう。
また、AirPods Pro(第2世代)以降を使用している場合は、「探す」機能を有効にしておくことで、紛失リスクの低減が図れます。普段からケースの管理にも注意を払い、万が一の際には冷静に対応することが求められます。

