Xperia XZ Premiumとは
Xperia XZ Premiumは、ソニーモバイルコミュニケーションズ(現在のソニー株式会社)が2017年に発売したAndroidスマートフォンです。Xperiaシリーズのフラッグシップモデルとして登場し、当時の最先端技術を多数搭載したことで注目を集めました。
主なスペックと性能
- ディスプレイ:5.5インチ 4K HDRディスプレイ(3840×2160ピクセル)
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 835
- RAM:4GB
- ストレージ:64GB(microSD対応 最大256GB)
- カメラ:メイン1900万画素 Motion Eyeカメラ / フロント1300万画素
- バッテリー容量:3230mAh
- OS:Android 7.1(発売当初) ※後にAndroid 9までアップデート可能
- 防水・防塵:IP65/IP68等級
- その他:USB Type-C、ハイレゾ音源対応、指紋認証センサー搭載
Xperia XZ Premiumの大きな特長
Xperia XZ Premiumの最大の特長は、世界初の4K HDR対応ディスプレイを搭載していた点です。これにより、高精細かつ色彩豊かな映像表現が可能となり、スマートフォンの視聴体験を大きく変えた製品とされています。
また、Motion Eyeカメラは960fpsのスーパースローモーション撮影に対応しており、肉眼では捉えられない瞬間を高精度で記録することができました。これも当時としては画期的な機能でした。
デザインと質感
Xperia XZ Premiumは、前面と背面に強化ガラス(Corning Gorilla Glass 5)を採用し、金属フレームで囲まれた高級感のある外観が特徴です。ミラー仕上げの「ルミナスクロム」など、ユニークなカラー展開も話題となりました。
パフォーマンスと操作性
Snapdragon 835を搭載することで、当時のAndroidスマートフォンとしては非常に高いパフォーマンスを実現していました。日常的なアプリ操作やマルチタスク、3Dゲームなども快適に動作します。
指紋認証センサーは側面の電源ボタンと一体化しており、端末の操作性を高めています。また、OSアップデートにも積極的に対応しており、発売から数年間はセキュリティ面でも安心して使用できる端末でした。
現在の市場におけるXperia XZ Premiumの評価
2025年現在、Xperia XZ Premiumは新品での流通はほとんどありませんが、中古市場では根強い人気を誇っています。特に4Kディスプレイや高性能カメラに魅力を感じるユーザーにとっては、コストパフォーマンスの良い選択肢となっています。
ただし、発売から年数が経過しているため、バッテリーの劣化やソフトウェアのサポート終了といった点には注意が必要です。購入時には、状態の良い個体を選ぶことが重要です。
まとめ
Xperia XZ Premiumは、4K HDRディスプレイやスーパースローモーションカメラなど、今でも評価される機能を備えたハイエンド端末です。発売から数年が経過した現在でも、特定のニーズを満たすスマートフォンとして一定の需要があります。
高性能とデザインを両立したフラッグシップモデルとして、スマートフォンの進化を象徴する1台であり、ソニーファンやテクノロジー愛好者から今も支持されています。
 
  
  
  
  

