Pixel Dungeonとは
Pixel Dungeonは、Watabou(Oleg “Watabou” Dolya)が2012年11月29日にリリースしたオープンソースのローグライクゲームです。Androidを皮切りにiOS、Windows、Mac、Linuxでも遊べるようになり、最終バージョンは1.9.2(2015年12月1日)です。ゲームの目的は、ランダム生成される迷宮を探索し、アミュレット・オブ・Yendorを入手することです。:contentReference[oaicite:0]{index=0}
ゲームの基本システムと特徴
本作はターン制・タイルベースで、永久死(パーマデス)仕様です。プレイヤーは「Warrior」「Mage」「Rogue」のいずれかの職業を選び、後に「Huntress」がアンロック可能です。ダンジョンは25階層構成で、各階層は自動生成され、5階ごとにボスやショップがあります。アイテムは80種類以上、モンスターは25タイプ、ボスは5体が登場します。:contentReference[oaicite:1]{index=1}
主なメカニクスとコンテンツ
- 装備強化・エンチャント:武器や防具をアップグレード・魔法付与可能。
- 錬金術:ポーションや魔法アイテムを合成できる場所あり。
- ハンガー制:空腹状態で継続ダメージ。
- 隠しドアや罠、NPCやクエスト要素の存在。
- 実績(Badges)やランキング機能。
すべて無料でプレイでき、広告や課金はありませんが、寄付を通じた支援は可能です。:contentReference[oaicite:2]{index=2}
オープンソース化と派生プロジェクト
2014年7月26日、WatabouはPixel DungeonのソースコードをGPLv3ライセンスのもとで公開しました。その結果、コミュニティによる多数のモッドや派生版が登場しています。現時点で150種類以上の派生プロジェクトが存在し、そのうち約25以上が活発に開発中です。:contentReference[oaicite:3]{index=3}
代表的な派生版:Shattered Pixel Dungeon
最も人気の派生版は「Shattered Pixel Dungeon(ShatteredPD)」で、オリジナル版の強化版として評価が高いです。Evan Debenhamによって継続的に開発され、2021年には正式リリース、現在も定期的なアップデートが提供されています。特徴は以下の通りです::contentReference[oaicite:4]{index=4}
- 6つのヒーロークラス+12のサブクラス
- 26階層、5種類のダンジョン地域
- 300種類以上のアイテム、60以上の敵、30種の罠、10ボス
- 月単位のコンテンツ更新
- 無料(寄付または一部拡張課金)
コミュニティでの評価と選び方
Reddit上でも、ShatteredPDは「定番でおすすめ」「Vanillaを改善した完成形」と評価されています。オリジナル版は開発停止状態のため、「現在プレイすべきはShatteredPD」という声が多くあります。:contentReference[oaicite:5]{index=5}
> “Pixel Dungeon is the original game… As far as the definitive version … Shattered by a huge margin.” :contentReference[oaicite:6]{index=6}
どちらをプレイすべきか
オリジナル版はシンプルな完成形を求める方向けです。一方ShatteredPDは、より多彩なビルド、追加コンテンツ、継続的な改善を求めるプレイヤーに向いています。目的に応じて選択すると良いでしょう。
まとめ
Pixel Dungeonは、クラシックなローグライク体験をスマホやPCで楽しめる、人気のオープンソースゲームです。オリジナルの魅力も健在ですが、現在はShattered Pixel Dungeonが「定番」として広く支持されています。いずれも無料で入手できるため、自分のプレイスタイルに合わせて選んでください。


