AirPodsシリーズはどれだけ種類がある?
AppleのAirPodsシリーズは、2016年の初代モデル発売以降、数年ごとに新型が登場し、2025年現在では複数のモデルが同時に販売・流通しています。それぞれに特徴や用途、価格帯が異なるため、目的に合ったモデルを選ぶには各モデルの仕様を正確に把握することが重要です。
AirPods全種類の一覧(2025年6月時点)
以下は、Apple公式サイトや流通市場で確認できるAirPodsの主要モデルとその特徴です。
| モデル名 | 発売年 | 主な特徴 | 価格(税込) |
|---|---|---|---|
| AirPods(第1世代) | 2016年 | 初代モデル、W1チップ搭載 | 販売終了 |
| AirPods(第2世代) | 2019年 | H1チップ搭載、Siri常時対応 | 19,800円 |
| AirPods(第3世代) | 2021年 | 空間オーディオ、MagSafe充電対応 | 26,800円 |
| AirPods Pro(第1世代) | 2019年 | ノイズキャンセリング、H1チップ | 販売終了 |
| AirPods Pro(第2世代) | 2022年 | H2チップ、USB-CまたはLightning | 39,800円 |
| AirPods Max | 2020年 | オーバーイヤー型、最高音質 | 84,800円 |
AirPods(第2世代)の特徴と位置付け
AirPods第2世代は現在もApple公式で販売されているロングセラーモデルで、H1チップを搭載し「Hey Siri」のハンズフリー起動に対応しています。ノイズキャンセリング機能は搭載されていませんが、通話性能が高く、シンプルな操作性が特徴です。
AirPods(第3世代)の進化ポイント
第3世代では空間オーディオへの対応や耐汗耐水(IPX4)性能、MagSafe充電ケースが追加されました。イヤホンの形状がAirPods Proに近くなり、耳へのフィット感が向上しています。アクティブノイズキャンセリングは非搭載です。
AirPods Pro(第1世代)と第2世代の違い
AirPods Proシリーズは、カナル型構造で外部音を遮断しやすく、ノイズキャンセリング(ANC)と外部音取り込みモードを搭載しています。第2世代ではH2チップにより、ANC性能や音質が向上し、USB-Cポート搭載モデルが追加されました。
また、探す機能に対応したスピーカー付き充電ケースが標準装備されています。
AirPods Maxの特徴
AirPods Maxは唯一のオーバーイヤー型で、空間オーディオやアクティブノイズキャンセリングに加え、高い音質を提供します。H1チップを左右に1基ずつ搭載し、高性能ながら重量や価格も最上位です。
折りたたみ機構はなく、Smart Caseを使って省電力モードに切り替えます。
世代別機能比較表
| 機能 | 第2世代 | 第3世代 | Pro 第1世代 | Pro 第2世代 | Max |
|---|---|---|---|---|---|
| 空間オーディオ | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| ANC(ノイズキャンセリング) | 非対応 | 非対応 | 対応 | 対応 | 対応 |
| 耐水性能 | 非対応 | IPX4 | IPX4 | IPX4 | 不明 |
| 充電ポート | Lightning | MagSafe/Lightning | Lightning | USB-C or Lightning | Lightning |
AirPodsの選び方のポイント
AirPodsを選ぶ際には以下の観点で比較することが重要です:
- 用途:ノイズ環境が多いならProまたはMax、屋内中心なら第2/第3世代
- 装着感:カナル型が苦手な人は第2/第3世代のオープン型
- 価格:AirPods ProやMaxは高額だが機能が充実
- 音質・機能:音質重視ならProまたはMaxが優位
まとめ:AirPodsの全種類を把握して自分に最適なモデルを選ぼう
AirPodsシリーズは、初代から最新のProやMaxまで、多彩なモデルが展開されています。それぞれの用途・機能・価格帯が異なるため、購入前には全体像を理解した上で比較検討することが大切です。
Apple公式や認定販売店での購入であれば、最新の保証やサポートも受けられ、安心して選択できます。
