iPadの電源の切り方はモデルによって異なる
iPadはモデルによって搭載されているボタンの構成が異なるため、電源の切り方にも違いがあります。特にホームボタンの有無が操作手順に影響します。
ここでは、すべての現行iPadシリーズ(無印iPad、iPad mini、iPad Air、iPad Pro)に対応した電源の切り方を、モデル別に解説します。また、通常のシャットダウンに加えて、強制終了やAssistiveTouchを使った電源オフの方法も紹介します。
1. ホームボタン付きiPadの電源の切り方
以下の機種が該当します。
- iPad 第1世代〜第9世代
- iPad mini 第1世代〜第5世代
- iPad Air 第1世代〜第3世代
電源の切り方:
- 「電源ボタン(上部または右上)」を長押しします。
- 画面に「スライドで電源オフ」が表示されたら、スライドします。
【PR】スポンサーリンク
2. ホームボタンなしiPadの電源の切り方
以下の機種が該当します。
- iPad 第10世代
- iPad mini 第6世代
- iPad Air 第4世代〜第5世代
- iPad Pro(2018年以降)
電源の切り方:
- 「トップボタン(電源)」と「音量ボタンのどちらか1つ」を同時に長押しします。
- 「スライドで電源オフ」が表示されたら、スライドして電源を切ります。
3. 設定アプリから電源を切る方法
iPadは物理ボタンを使わずに、設定アプリから電源を切ることも可能です。全てのモデルで共通の手順です。
- 「設定」アプリを開きます。
- 「一般」→「システム終了」をタップします。
- 「スライドで電源オフ」で電源を切ります。
この方法は、ボタンが故障している場合にも有効です。
【PR】スポンサーリンク
4. AssistiveTouchを使って電源を切る方法
AssistiveTouchを有効にすることで、画面上の仮想ボタンから電源を切ることも可能です。
- 「設定」→「アクセシビリティ」→「タッチ」→「AssistiveTouch」をオンにします。
- 画面に表示された丸いボタンをタップします。
- 「デバイス」→「その他」→「再起動」または「システム終了」を選びます。
AssistiveTouchはボタンの故障や操作が難しい場合に役立ちます。
5. iPadが反応しない場合の強制終了(再起動)方法
iPadがフリーズして電源が切れない場合は、強制的に再起動することで改善する場合があります。方法はモデルにより異なります。
ホームボタン付きモデル:
- 「電源ボタン」と「ホームボタン」を同時に10秒以上長押しします。
- Appleロゴが表示されたら指を離します。
ホームボタンなしモデル:
- 音量アップボタンを押してすぐ離す
- 音量ダウンボタンを押してすぐ離す
- その後、トップボタン(電源ボタン)を長押し
- Appleロゴが表示されたら指を離す
【PR】スポンサーリンク
6. iPadの電源が切れないときに確認すべきポイント
- 画面が操作不能な場合:強制再起動を試す
- 電源オフスライダーが反応しない場合:AssistiveTouchや設定アプリ経由で切る
- ソフトウェアのバグが疑われる場合:iOSのアップデートを確認
7. iPadの電源を切るべきタイミングは?
iPadは基本的にスリープモードで運用する設計となっていますが、以下のような場合には電源をオフにするのが有効です。
- 長期間使用しないとき(旅行や保管時など)
- バッテリーの保護のために一時的に休ませたいとき
- トラブルシューティングを行うとき
まとめ:iPadの電源の切り方は複数ある
iPadの電源の切り方は、モデルや状況によって使い分ける必要があります。ボタン操作による方法に加え、設定アプリやAssistiveTouchを利用すれば、より柔軟に対応可能です。特にフリーズ時の強制再起動手順は事前に知っておくことで、万が一の際に役立ちます。
定期的に電源を切る必要はありませんが、操作不能時や長期間の未使用時などには適切な方法でシャットダウンを行いましょう。
注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。


