はじめに
不要になったiPadを売却しようと考えたとき、「どこで売るのが一番お得なのか」と迷う人は少なくありません。iPadはApple製品の中でも中古市場での需要が高く、状態やモデルによっては高値で売れることもあります。しかし、売却先によって買取価格や手数料、手間が大きく異なるため、適切なサービス選びが重要です。本記事では、2025年6月時点で利用可能な主要な買取サービスの特徴を比較し、iPadを売る際の注意点や事前準備についても解説します。
iPadを売る前に確認すべきこと
- モデルと容量を確認:「設定」>「一般」>「情報」からモデル名やストレージ容量を確認できます。
- 初期化とアクティベーションロック解除:iCloudからサインアウトし、すべてのコンテンツと設定を消去する必要があります。
- 付属品の有無:箱・ケーブル・ACアダプタがそろっていると査定額が上がる可能性があります。
- バッテリー状態や外観:傷やバッテリー劣化は価格に影響します。修理歴がある場合は申告が必要です。
iPadを売る方法と選択肢
主な売却先は以下の4つに分類されます。
- 宅配買取(ネット完結型)
- 店頭買取(即日現金化)
- フリマアプリ(メルカリなど)
- キャリア・Apple公式下取り
主要な買取サービス10社の特徴
1. イオシス
スマホ・タブレット専門の大手中古ショップ。査定額が高めで、即日振込に対応。店舗買取・宅配買取どちらも可能。
2. じゃんぱら
秋葉原などに多数の店舗を持つ老舗買取業者。Web査定があり、iPadのモデル別価格が事前に確認可能。動作確認の基準がやや厳しめ。
3. ソフマップ(ビックカメラグループ)
ポイント買取が可能で、Apple製品に特化した高価買取キャンペーンも随時実施。会員登録で買取額アップの特典あり。
4. ムスビー
個人売買型のフリマサービスに近いが、代金保証や仲介機能あり。買取というより販売委託に近い形式。
5. ゲオ
全国の店舗での買取が可能で、Web査定にも対応。型落ちモデルでも買い取ってくれる点が強み。
6. ネットオフ
宅配買取専門。送料・手数料無料で、申し込み後に集荷が来るスタイル。買取完了まで2〜3日。
7. カウモバイル
査定結果をもとに即日入金対応が可能なスピードが特徴。LINE査定などにも対応。
8. メルカリ
フリマアプリで個人に直接販売。高く売れる可能性はあるが、やり取りや発送などの手間がかかり、トラブルリスクもある。
9. PayPayフリマ
販売手数料がメルカリより低い(5%)のが特徴。PayPayポイント還元キャンペーンもあり。
10. Apple公式下取り(Apple Trade In)
Appleが提供する公式の下取りサービス。新しいiPadやiPhoneの購入時に割引として適用される。現金化は不可。
買取サービスを選ぶ際の比較ポイント
- 買取価格:同一モデルでも数千円以上の差が出る場合があるため、複数社で比較が必須。
- 入金スピード:即日~数日とサービスにより異なる。急ぎの場合は即日振込対応の業者を選ぶ。
- 手数料の有無:送料・査定料・振込手数料などが無料かどうか確認する。
- 対応モデル:古いモデルやジャンク品でも買い取る業者と、対象外にする業者がある。
売却前の注意点とトラブル防止策
- 必ずiCloudからサインアウトする:アクティベーションロックが有効のままでは査定対象外になる。
- データの完全削除:「設定」>「一般」>「転送またはiPadをリセット」>「すべてのコンテンツと設定を消去」で初期化。
- 事前に写真を撮影:外観の状態を記録しておくことで、査定トラブル時の証拠になる。
まとめ
iPadを売却する際は、「どこで売るか」によって得られる金額や手間が大きく変わります。買取価格を重視するなら専門業者の宅配買取、すぐに現金化したいなら店頭買取、高額狙いならメルカリなどのフリマアプリが選択肢となります。各サービスの特徴を把握し、自分に合った方法でiPadを安全かつスムーズに売却しましょう。