MacBookの音量調整と音が出ないときの対処法|設定・ショートカット・出力先の確認まで解説

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はじめに:MacBookの音量調整は意外と多機能

MacBookを使用する上で「音量」に関する設定やトラブルは、日常的に直面しやすい問題の一つです。音が小さい、調整できない、出力先が勝手に切り替わるといった悩みに対応するため、本記事ではmacOSにおける音量調整の基本操作から、出力設定やトラブル対応まで、事実に基づいた手順を解説します。

MacBookの音量を調整する基本操作

1. キーボードショートカットによる調整

  • F11:音量を下げる
  • F12:音量を上げる
  • F10:ミュート(消音)

Touch Bar搭載モデルでは、Touch Bar上のスピーカーアイコンを左右にスライドすることで調整可能です。

2. コントロールセンターから調整

macOS Big Sur以降では、右上のコントロールセンター(またはメニューバー)からスピーカーアイコンをクリックして音量バーを調整可能です。

3. システム設定から調整

  1. 「システム設定」→「サウンド」→「出力」
  2. 出力デバイス(例:MacBookのスピーカー)を選択
  3. 音量バーで調整
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音量が調整できない・反応しない場合の確認事項

音量調整が効かない、音が出ないといったトラブル時は、以下のポイントを順に確認してください。

1. 出力装置が正しく選択されているか

  • 「システム設定」→「サウンド」→「出力」で「内蔵スピーカー」や「使用中のデバイス」が選択されているか確認
  • HDMIやBluetooth接続時に意図しない出力先が選ばれている場合がある

2. 音量がゼロやミュートになっていないか

音量バーが最小になっている、またはミュート設定になっている可能性があります。F10キーやコントロールセンターで確認してください。

3. アプリ側で音がミュート設定になっていないか

Safari、Chromeなどのブラウザはタブごとに音声ミュートが可能です。また、再生中のメディアプレイヤー(例:QuickTime、VLC)側の音量設定も確認が必要です。

音が出ないときの追加対処法

1. 再起動する

一時的なOSの不具合が原因の場合、再起動で解消することがあります。

2. coreaudiodプロセスを再起動

macOSの音声処理を担当するプロセスが停止していることがあります。ターミナルで以下を実行してください。

sudo killall coreaudiod

再起動後、自動的にプロセスが再生成されます。

3. NVRAMのリセット(Intel Mac)

  1. Macの電源を切る
  2. 「Command + Option + P + R」を同時に押しながら電源を入れる
  3. 20秒ほど押し続けてキーを離す

Appleシリコン搭載モデルではNVRAMは自動管理されているため不要です。

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外部デバイス接続時の音量設定

1. Bluetoothオーディオ機器との接続

  • 「システム設定」→「Bluetooth」からデバイスを接続
  • 接続後、「サウンド」の「出力」でデバイス名を選択

2. HDMI接続モニターへの出力

  • HDMI経由で接続すると、音声出力がモニター側に切り替わる
  • 再生音が出ない場合、モニターにスピーカーが内蔵されていない可能性がある

音量調整が効かないアプリの例と対処

  • ZoomやTeams:アプリ内の音量設定が優先される。OSの設定とは独立しているため、アプリ内で確認が必要。
  • ブラウザゲームや動画サイト:動画プレイヤー側の音量スライダーに注意。
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MacBookの音量に関するQ&A

Q. 音量が急に小さくなったのはなぜ?

サウンド出力先の変更や、接続されたBluetooth機器の不具合が原因である場合があります。まずは出力設定を確認してください。

Q. 音量調整のショートカットが効かない?

システム設定の「キーボード」→「ファンクションキー」の動作設定を確認してください。「F1〜F12を標準のファンクションキーとして使用」にチェックが入っていると、音量調整には「fn」キーの併用が必要です。

まとめ

MacBookの音量設定は、キーボード操作・システム設定・出力先設定など複数の要素が関係しています。音が出ない・音量が調整できない場合には、出力デバイスの確認や再起動、coreaudiodの再起動といった基本的な手順を踏むことで、多くの問題は解決可能です。適切に設定を確認し、快適な音環境を保ちましょう。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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