iPhoneの留守番電話、時間設定ってできるの?
iPhoneを使っていて、着信がすぐに留守番電話に切り替わってしまう…そんな経験はありませんか?実は、留守電に切り替わるまでの時間は、ユーザーが調整できる場合があります。
この記事では、iPhoneで留守番電話に切り替わるまでの時間を設定・変更する方法を、わかりやすく解説します。
そもそも留守番電話の時間はどこで決まるのか
iPhone本体ではなく、キャリア(通信会社)の設定によって、留守電に切り替わる時間が管理されています。これはドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど、どのキャリアでも共通の仕組みです。
そのため、iPhoneの「設定」アプリをいくら探しても、留守電の時間を直接変更できる項目は見つかりません。
キャリア別!留守電の切り替え時間を変更する方法
各キャリアごとに、留守番電話に切り替わるまでの時間を変更する方法をまとめました。
ドコモの場合
- 電話アプリを開く
- 以下のコマンドをダイヤルして発信
**61*141*11*[秒数]#
- [秒数]には、5秒単位で5〜30秒まで設定可能(例:20秒なら
**61*141*11*20#
)
成功すると、「設定が完了しました」というメッセージが表示されます。
au(KDDI)の場合
- 電話アプリを開く
- 以下をダイヤルして発信
**61*電話番号*11*[秒数]#
- 電話番号の部分には、au留守番サービスセンターの番号を入れます。
設定可能な秒数は5秒単位で、5〜30秒まで対応しています。
ソフトバンクの場合
- 電話アプリで以下をダイヤル
**61*留守番センター番号*11*[秒数]#
- 例:20秒にしたい場合は
**61*1416*11*20#
など。
楽天モバイルの場合
楽天モバイルは、現在、留守番電話機能の設定や転送時間の調整がアプリ「my 楽天モバイル」上でできるようになっています。アプリ内の設定画面から、留守電関連の項目を確認しましょう。
何秒に設定するのがおすすめ?
一般的におすすめされるのは「20秒」設定です。これくらいだと、着信にすぐ出られなくても余裕があり、かつ着信者側にもストレスを与えにくいバランスです。
ビジネスシーンでは、少し余裕を持って「25秒」にする人もいます。逆に、プライベート用なら「15秒」など短めにしておくと、不要な着信を素早く留守電に回すこともできます。
知っておきたい注意点
- 設定後、すぐに反映されないことがある(数分〜10分ほど待つ)
- キャリアによっては一部エリアや機種で設定できない場合がある
- 会社支給のiPhoneなどでは、管理者による制限がかかっている場合がある
iPhoneの通話設定も合わせて見直しておこう
留守電時間を調整するついでに、iPhoneの「着信拒否設定」や「おやすみモード(集中モード)」も見直してみましょう。
特に「集中モード」で特定の時間帯に着信が制限されていると、意図せず留守番電話に回ってしまうことがあります。
- 設定アプリ → 集中モード → 着信許可設定
- 設定アプリ → 電話 → 不明な発信者を消音
まとめ:留守電の時間設定をマスターしてストレスフリーに
iPhoneの留守番電話設定は、キャリア側の操作が必要ですが、覚えてしまえば簡単です。
自分の生活スタイルに合った切り替え時間を設定して、着信ストレスを減らしていきましょう。設定に不安がある場合は、各キャリアの公式サポートページを確認するのもおすすめです。