Galaxyスマートフォンの非通知着信拒否機能とは
Galaxyスマートフォンには、非通知で発信された電話(発信者番号が表示されない通話)を拒否する機能が標準で搭載されています。非通知設定での通話は、営業電話やいたずら電話などに利用されることもあるため、不要な着信を防ぐ目的でこの機能が活用されます。設定はGalaxy標準の「電話」アプリ内で簡単に行うことができます。
非通知着信を拒否するための基本設定方法
Galaxyスマホで非通知からの着信を拒否するには、以下の手順で設定を行います。
- 「電話」アプリを開く
- 右上の「︙(三点メニュー)」をタップ
- 「設定」を選択
- 「ブロック番号」または「着信拒否」項目を開く
- 「非通知の着信をブロック」をオンにする
この設定を有効にすると、非通知でかかってきたすべての着信が自動的に拒否され、端末には着信履歴も残らない仕様となります(機種・OSバージョンによって挙動が異なる場合あり)。
設定が反映されない場合の対処方法
一部のGalaxy端末やキャリア仕様では、「非通知の着信をブロック」オプションが表示されない場合があります。その際の対応策は以下の通りです。
- 端末のソフトウェアを最新バージョンに更新
- 「電話」アプリのキャッシュおよびデータの消去
- Samsungサポートに問い合わせて機種固有の対応を確認
それでも項目が表示されない場合は、キャリアの迷惑電話サービスを利用することも検討します。
キャリア側の非通知拒否サービスを活用する
主要な携帯電話会社(NTTドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルなど)は、非通知着信をブロックするサービスを提供しています。以下に概要をまとめます。
NTTドコモ:「番号通知お願いサービス」
- 非通知でかけてきた相手に対して、通知設定に変更するようアナウンスを流す
- 利用料金:無料
- 申込:不要(端末操作で設定可能)
au:「番号通知リクエストサービス」
- 非通知の着信に対して自動音声で番号通知を促す
- 利用料金:無料
- 申込:必要(My auまたは157)
ソフトバンク:「ナンバーブロック」
- 非通知を含む着信の詳細なブロックが可能
- 利用料金:月額110円(税込)
- My SoftBankから設定可能
楽天モバイル
楽天モバイルでは、非通知拒否機能は公式に提供されていません(2025年7月時点)。必要に応じて他の対策が必要です。
サードパーティ製アプリによる非通知ブロック
非通知着信に対してさらなる制御を行いたい場合、Google Playストアから入手可能な通話管理アプリを利用する方法もあります。
- Truecaller
- Calls Blacklist
- Mr. Number
これらのアプリでは、非通知・特定番号・国番号単位のブロックなど、柔軟な制御が可能です。ただし、端末の通話履歴や連絡先へのアクセス権限が必要となるため、プライバシー設定やアプリの評判をよく確認したうえで利用することが重要です。
非通知拒否設定の解除方法
一度設定した非通知拒否を解除する場合も、手順は簡単です。
- 「電話」アプリを開く
- 「設定」>「ブロック番号」へ移動
- 「非通知の着信をブロック」のスイッチをオフにする
必要に応じて一時的に拒否設定をオフにすることで、非通知でかかってくる着信を受け取ることが可能になります。
非通知拒否の注意点
非通知着信拒否機能を利用するにあたっては、以下のような注意点があります。
- 一部の病院、警察、公共機関などが非通知で発信する場合がある
- 非通知ブロックを設定していると、これらの機関からの連絡を受けられなくなる可能性がある
- キャリアによっては着信拒否のアナウンス内容が異なる
そのため、非通知ブロックの設定は状況に応じて適切にオン・オフを切り替えることが望まれます。
まとめ:Galaxyスマホの非通知拒否設定を活用しよう
Galaxyスマートフォンには、非通知着信を簡単にブロックできる機能が用意されています。電話アプリの設定やキャリアサービス、さらには通話ブロックアプリを組み合わせることで、迷惑電話からの保護が可能になります。ただし、公共機関などの重要な非通知着信も存在するため、設定内容をよく確認し、必要に応じて柔軟に管理することが重要です。安全で快適な通話環境を維持するために、非通知拒否機能を正しく活用しましょう。


