- iPhoneで「非表示フォルダ」を使いたい?その発想は整理術に活かせる!
- 「非表示フォルダ」が欲しい理由とは?用途を整理してみよう
- 方法①:フォルダの1ページ目に「空白アプリ」を置いてカモフラージュ
- 方法②:ホーム画面からフォルダごと取り除いてAppライブラリへ
- 方法③:写真アプリの「非表示アルバム」を使う(ただし注意点あり)
- 方法④:ショートカットアプリで“フォルダっぽい非表示ランチャー”を作る
- 方法⑤:スクリーンタイムで制限&ロックする
- 番外編:アイコンを透明にして“空白ゾーン”に仕立てる
- 完全な非表示は不可能?Appleの思想を理解しよう
- まとめ:非表示フォルダは発想次第!スマートな整理とカモフラージュを楽しもう
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iPhoneで「非表示フォルダ」を使いたい?その発想は整理術に活かせる!
iPhoneを長年使っていると、アプリや写真、ファイルなどがどんどん増えていきますよね。
とくに、「人に見られたくないデータをまとめて“フォルダごと非表示にしたい”」と思ったことはありませんか?
残念ながら、iPhoneには「フォルダそのものを非表示にする」標準機能は存在しません。
しかし、発想をちょっと変えれば、工夫次第で「それっぽいこと」は十分可能なんです。
今回は、iPhoneヘビーユーザー向けに「非表示フォルダの代替テクニック」をまとめてご紹介します。
「非表示フォルダ」が欲しい理由とは?用途を整理してみよう
まずは、なぜ“非表示にしたい”のかを明確にしておきましょう。代表的なパターンは以下のとおりです。
- 写真や動画を誰にも見られたくない(プライバシー保護)
- アプリの整理の一環で一時的に隠したい
- 仕事用とプライベート用を切り分けたい
- 子どもや他人に触られたくないフォルダがある
iPhoneはUIのシンプルさを重視しているため、「隠す機能」は充実していませんが、逆に“整理術”として活用することで目的を達成できる場合があります。
方法①:フォルダの1ページ目に「空白アプリ」を置いてカモフラージュ
これは“見た目”を非表示っぽくするテクニック。
- 隠したいアプリをフォルダにまとめる
- 1ページ目に何も入れないか、無関係なアプリを1つだけ配置
- 2ページ目以降に本命アプリを格納
こうすることで、フォルダを開いたときに最初のページに何も表示されず、見た目には空のフォルダに見える…というカモフラージュになります。
方法②:ホーム画面からフォルダごと取り除いてAppライブラリへ
iOS 14以降、アプリやフォルダは「ホーム画面から削除」してもiPhone内に保持されます。
この仕様を利用して、特定のフォルダをまるごと“ホーム画面上から非表示”にできます。
手順:
- フォルダ内のアプリを1つずつ長押し →「ホーム画面から取り除く」を選択
- Appライブラリからアクセス可能(検索やカテゴリから)
これにより、完全ではないにせよ「フォルダが見えない=非表示っぽい」状態を作れます。
方法③:写真アプリの「非表示アルバム」を使う(ただし注意点あり)
写真・動画に限っては、「非表示アルバム」機能があります。
- 写真アプリで非表示にしたい写真を選択
- 共有ボタンから「非表示」を選ぶ
3.「非表示アルバム」に自動で振り分けられる
注意点:
- 「非表示アルバム」自体は「アルバム一覧」に表示される
- 完全に非表示にしたい場合は「設定」→「写真」→「非表示アルバムを表示」をオフにする必要あり
限定的ではありますが、簡易的な“非表示フォルダ”として使うには便利です。
方法④:ショートカットアプリで“フォルダっぽい非表示ランチャー”を作る
Apple純正の「ショートカット」アプリを使えば、特定のアプリを隠れランチャーに変身させることができます。
例:見た目は「電卓」だが、タップするとDropbox内の秘密フォルダが開く、など。
手順:
1.「ショートカット」→ 新規ショートカット作成
- 任意のアクション(例:「Appを開く」「フォルダを開く」など)を設定
- ホーム画面に追加 → アイコンや名前を「カモフラージュ」
フォルダ機能そのものではありませんが、“見せかけの非表示フォルダ”として機能します。
方法⑤:スクリーンタイムで制限&ロックする
特定のフォルダは隠せなくても、中にあるアプリを制限することで結果的に非表示にできます。
手順:
- 設定 → スクリーンタイム
2.「コンテンツとプライバシーの制限」→「許可されたApp」からアプリを除外 - 必要に応じて「App使用時間の制限」で制限時間を設ける
これにより、アプリを開こうとしてもパスコードが必要に。
「隠す」というよりは「制限」ですが、フォルダを“見せかけのロック箱”として使えます。
番外編:アイコンを透明にして“空白ゾーン”に仕立てる
裏技的な方法として、「透明アイコン」を使ってホーム画面上に“見せかけの空白スペース”を作るテクニックもあります。
やり方は以下のようなサービスを利用:
- iEmpty(https://iempty.tooliphone.net/)などのカスタマイズツール
- 透明アイコンをホーム画面に並べ、奥にアプリを隠す
やや手間がかかりますが、“背景に溶け込んだフォルダ”は、知っていないと気づけません。
完全な非表示は不可能?Appleの思想を理解しよう
Appleは「ユーザーが簡単に操作できるUI設計」を大切にしているため、「隠す機能」はあえて限定的になっています。
一方で、子どもの使用制限やプライバシー保護という観点から、上記のような“制限を利用した非表示”は活用価値が高いです。
まとめ:非表示フォルダは発想次第!スマートな整理とカモフラージュを楽しもう
✅ この記事のまとめ:
- iPhoneには「非表示フォルダ」機能は存在しない
- 代替手段として「Appライブラリ」「検索非表示」「通知オフ」などを組み合わせる
- 写真は「非表示アルバム」、アプリは「スクリーンタイム」で制限が可能
- ショートカットや透明アイコンで“見えない整理術”を実現
フォルダをまるごと非表示にしたいというニーズは根強いですが、iOSの仕様を逆手にとれば工夫次第でほぼ実現可能です。
ぜひ、自分だけの“隠しフォルダ術”を見つけて、快適でスマートなiPhoneライフを楽しんでください。