AirPodsが故障したと判断される主な症状
AirPodsは精密なワイヤレスイヤホンであり、使用中に以下のような異常が見られると「故障」の可能性が考えられます。
- 片方または両方から音が出ない
- 接続が頻繁に切れる
- バッテリーの持ちが著しく短くなった
- ノイズキャンセリング機能が機能しない
- 充電ケースが充電できない・充電を認識しない
- ケースを開いてもデバイスに認識されない
これらの症状が一時的なものでない場合は、機器の物理的・電子的な故障が発生している可能性があります。
AirPodsが故障しているか確認する方法
故障と判断する前に、以下の基本的な確認を行ってください。
- ペアリングを解除・再設定:Bluetooth接続を一度解除し、再度ペアリングして動作を確認
- iOSのアップデート:最新のiOSに更新することで、ソフトウェアの不具合が改善される場合があります
- 他のデバイスで動作確認:別のiPhoneやiPadに接続しても問題が続くかを確認
- 左右のバッテリー残量を確認:片耳のみ電源が落ちていることもあります
- AirPodsとケースの汚れチェック:接点の汚れで接続・充電不良が起きる場合があります
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AirPodsの保証期間とサポート内容
AirPodsには1年間の製品保証があり、製造上の不具合に対して無償修理または交換が受けられます。ただし、落下や水没などの過失による損傷は対象外です。さらに「AppleCare+ for Headphones」に加入している場合は、自然故障に加えて過失による損傷にも自己負担金による修理・交換が可能です。
- 通常保証期間:購入日から1年間
- AppleCare+加入時:2年間の延長保証+過失対応(1回3,700円/税込)
修理・交換の手続き方法
AirPodsが故障していると判断された場合、以下の方法でサポートを受けることが可能です。
- Apple公式サイトの「サポート」ページへアクセス
- 「AirPods」→「修理と物理的な損傷」などの該当カテゴリを選択
- 「配送修理」または「Apple Store来店予約」を選択
- シリアル番号またはApple IDで製品登録を確認
配送修理の場合、自宅に引き取り業者が来るか、ヤマト運輸などで送付する流れとなります。Apple Store持ち込みの場合は事前予約が必要です。
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AirPodsのシリアル番号確認方法
シリアル番号は以下のいずれかの方法で確認できます。
- iPhoneの「設定」→「Bluetooth」→接続済みのAirPods横の「i」ボタン
- AirPodsの充電ケースのフタ裏に印字
- 購入時のパッケージやレシート
AirPodsの修理・交換にかかる費用
保証対象外で修理・交換を行う場合、以下のような費用が発生します(2025年6月時点・Apple公式情報に基づく)。
| 項目 | 費用(税込) |
|---|---|
| AirPods(片耳)交換 | 各10,800円 |
| AirPods Pro(片耳)交換 | 各14,800円 |
| 充電ケース(標準) | 10,800円 |
| 充電ケース(MagSafe/Pro用) | 14,800円 |
| AppleCare+ 適用時 | 3,700円(1回あたり) |
※価格はモデル・地域により異なる場合があります。
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故障防止のためにできること
- 水濡れ・汗対策:AirPodsは防水仕様ではないモデルも多いため、使用環境に注意
- 定期的な清掃:イヤホン先端やケースの充電端子を綿棒などで清掃する
- 過充電・過放電の回避:長期間使用しないときはバッテリーを半分程度にして保管
- 落下防止グッズの利用:ストラップやケースカバーで物理的な衝撃を軽減
まとめ
AirPodsが故障したと感じた場合は、まず基本的なトラブルシューティングを行い、それでも改善しない場合はAppleの公式サポートを活用するのが最適です。保証期間やAppleCare+の有無によって、修理や交換の条件・費用が異なるため、事前に自分の契約状況を確認することが重要です。また、日常的な手入れや使い方に気を付けることで、AirPodsの故障リスクを抑えることができます。
注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
