「このiPhone、いつ・どこで買ったっけ?」
複数のApple製品を使い分けていると、意外と忘れがちなのが「iPhoneの購入履歴」です。しかしこの情報、実はあなたのデジタル資産の一部であり、活用次第でAppleCare+の利用や下取り査定、買い替え時期の判断に大きく影響します。
この記事では、iPhoneの購入履歴を確認する方法だけでなく、履歴を「単なる過去の記録」ではなく“賢い選択の材料”として活かすライフハックをご紹介します。
1. iPhoneの購入履歴を確認する4つの方法
Apple製品の購入履歴を追う手段は複数あります。以下に確実性の高いものから順に紹介します。
① Apple公式ストアの注文履歴を確認する
Apple公式オンラインストアで購入した場合は、Apple IDでログインすることで過去の注文を簡単に確認できます。
- Apple注文履歴ページにアクセス
- Apple IDでログイン
- 過去の注文が一覧で表示され、注文日・製品名・金額が確認可能
※メールアドレス変更前に購入した場合は、旧Apple IDでのログインが必要です。
② キャリア(docomo, au, SoftBank等)の契約履歴から確認
キャリア経由で購入した場合は、各社のマイページから履歴が確認できます。
- My docomo:「契約内容・手続き」→「ご契約中の製品」
- My au:「契約確認・変更」→「ご契約中の端末」
- My SoftBank:「契約・オプション管理」→「端末情報」
キャリアを乗り換える前に履歴を保存しておくのがおすすめです。
③ Apple IDの端末登録情報から確認
Apple IDに紐付けられたデバイス情報から、「いつごろから使い始めたか」がある程度把握できます。
- iPhoneの「設定」→[自分の名前]→「このiPhone」
- シリアル番号やモデル名が表示
- それを元にAppleの保証確認ページで調査
Appleの公式「保証状況とサービス確認」でシリアル番号を入力すれば、購入日を推定できます。
④ メール・領収書・紙のレシートを探す
最後の手段は、メール検索や実店舗のレシート探しです。特に家電量販店や中古店で購入した場合は、保証や下取りに必要なため保管をおすすめします。
2. 購入履歴を確認することで得られる5つのメリット
「確認できた!」で終わるのはもったいない。履歴を活かすことで以下のような実利を得られます。
- AppleCare+の契約状況や期限が把握できる
- バッテリー交換の無料対象かどうか分かる
- 下取り査定に有利な「購入日証明」ができる
- 買い替え時期を計画的に考えられる
- 確定申告などでの資産管理(副業や経費計上)にも便利
3. 忘れずにやっておきたい!iPhone履歴の記録&バックアップ術
今後のために、購入履歴を定期的にメモしておくのがおすすめです。
- EvernoteやNotionに記録しておく
- レシートやスクショをクラウド保存(Google Drive / iCloud)
- 保証書や購入証明書はPDF化してバックアップ
「買ってすぐ」メモしておくのが最も確実です。将来の自分が必ず感謝します。
4. こんなときに履歴が役立つ:リアルな活用事例
- 落下で故障→AppleCare+の保証期間内なら無償修理
- 買取ショップに査定依頼→購入日証明で高値がつく
- 副業での経費申請→購入証明がそのまま領収書代わり
特にApple製品は下取り価格が安定して高いため、「購入日」を証明できるか否かで数千〜1万円の差がつくこともあります。
まとめ:iPhoneの購入履歴は“資産管理”にもつながる
iPhoneの購入履歴を「ただの記録」と捉えるのはもったいない話。これはApple製品を長く・賢く使い倒すための「資産管理情報」でもあるのです。
履歴を確認して、保証も活用し、次の買い替え・売却の戦略を立ててみてはいかがでしょうか。
1つのiPhoneがあなたの人生でどれだけ活躍してきたか、その“軌跡”を見返すのも、ちょっと楽しい体験かもしれませんね。


