iPadは飛行機で預け荷物に入れても大丈夫?国内外のルールと安全対策を解説

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iPadは飛行機の預け荷物に入れてもいいのか?基本ルールを確認

iPadを飛行機に持ち込む際、「預け荷物(受託手荷物)」に入れても問題ないのか疑問に思う方も多いかもしれません。航空業界では、リチウムイオンバッテリーを搭載した電子機器に関して明確なルールが定められています。

結論から言うと、ほとんどの航空会社では、iPadを預け荷物に入れることは推奨されていません。その理由や各国の規定、航空会社ごとの違いについて以下で詳しく解説します。

リチウムイオンバッテリーに関する航空業界の一般的な方針

iPadを含むタブレット端末は、リチウムイオンバッテリーを内蔵しています。このバッテリーは、過熱や損傷によって発火するリスクがあるため、国際民間航空機関(ICAO)や国際航空運送協会(IATA)などは以下のガイドラインを定めています:

  • リチウムバッテリーを内蔵した電子機器は原則として機内持ち込み手荷物として携行することが望ましい
  • やむを得ず預け荷物とする場合は、電源を完全にオフにする誤作動防止対策を講じる耐衝撃性のあるケースに収納するといった安全対策が求められる

日本国内の航空会社や、国際線においても、この方針に準拠したルールが採用されています。

国内航空会社の対応:ANA・JALの規定

日本の主要航空会社であるANA(全日本空輸)およびJAL(日本航空)では、以下のように案内されています(2025年6月時点):

  • ANA:iPadなどのリチウム電池内蔵機器は機内持ち込みが推奨されており、預け荷物に入れる際は電源を完全にオフにするよう求められています。
  • JAL:基本的に電子機器の機内持ち込みを案内しており、預け荷物内での発火リスクについて注意喚起がされています。

なお、両社とも「バッテリー容量が100Wh以下」であれば制限なく持ち込み可能とされており、iPadはこの範囲内です。

海外航空会社や国際線での取り扱いは?

国際線を利用する場合、出発地や航空会社の規定によって微妙な違いがある場合があります。以下は一例です:

  • アメリカ連邦航空局(FAA):携帯型電子機器は可能な限り機内持ち込みとし、預け入れ時は電源をオフにすることを義務化
  • 欧州航空安全機関(EASA):原則として電子機器は機内持ち込み推奨、預け荷物への収納は自己責任

多くの国際空港や航空会社では、チェックイン時に電子機器を預け荷物に入れている場合、申告や取り出しを求められることがあります。

なぜ預け荷物にiPadを入れるべきではないのか?

iPadを預け荷物に入れるべきでない理由には、以下のようなリスクが存在します:

  • 発火リスク:衝撃や圧力でバッテリーが損傷した場合、発熱・発火の可能性がある
  • 盗難・紛失:高価な電子機器は盗難の対象となりやすく、紛失時の補償にも限度がある
  • 破損の可能性:預け荷物は積み下ろし時に乱雑に扱われることがあり、デバイスが破損する可能性がある

これらの理由から、iPadをはじめとする電子機器は必ず機内に持ち込むことが推奨されます。

やむを得ず預ける場合の対策

事情によりiPadを預け荷物に入れる必要がある場合は、以下の対策を講じることが重要です:

  1. 完全に電源をオフにする(スリープモードでは不可)
  2. ケースやクッション材で十分に保護する
  3. バッテリー残量はなるべく低く抑える
  4. 衝撃や圧力が加わりにくい場所に収納する

また、貴重品として航空会社に申告し、特別な扱いを受けられる場合もありますが、これは航空会社ごとに異なります。

空港セキュリティチェックにおけるiPadの扱い

iPadはセキュリティチェックにおいても注意が必要です。多くの空港では、機内持ち込み手荷物検査の際に、iPadをバッグから取り出してトレーに置くよう指示されます。

この理由は、リチウムバッテリーを含む電子機器はX線検査で別途チェックされる必要があるためです。あらかじめ取り出しやすい場所に収納しておくとスムーズに通過できます。

まとめ:iPadは機内持ち込みが基本、安全な空の旅のために

iPadを飛行機で使用する場合、預け荷物ではなく機内持ち込みが基本です。航空機における安全性の観点からも、リチウムイオンバッテリーを搭載した電子機器は自身の管理下に置くことが推奨されています。

万が一の破損や発火、盗難といったリスクを避けるためにも、iPadは常に手荷物として持ち込み、必要に応じて電源管理や保護ケースの利用を徹底しましょう。

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