「ZoloってAnker製品?」と思ったあなたへ
モバイルバッテリーや充電器で人気のAnker(アンカー)。
実は、同社がかつて展開していた完全ワイヤレスイヤホン専用ブランドが「Zolo(ゾロ)」です。
現在は「Soundcore(サウンドコア)」ブランドに統合されていますが、「Zolo Liberty」などの製品名が記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
本記事では、Anker Zoloのブランド概要・主な製品・現行モデルとの違いを解説しつつ、今あえて買うべきかどうかの判断基準もご紹介します。
Zoloとは?Ankerの完全ワイヤレス初期ブランド
Zoloは、Ankerが2017年〜2019年頃に展開していた完全ワイヤレスイヤホン専用ブランドです。
「Zolo Liberty」「Zolo Liberty+」などが代表機種で、当時は完全ワイヤレスイヤホン市場が急成長する中で注目を集めました。
Zoloの主な特徴
- Anker製の音響ブランドとして登場
- Bluetooth 5.0対応・IPX5防水(当時としては高性能)
- 最大48時間の再生時間(ケース込み)
- 比較的手頃な価格でコスパに優れる
ただし、現在はAnkerの音響製品はすべて「Soundcore」ブランドに集約されています。
Zolo製品の代表モデル紹介
1. Zolo Liberty(初代)
- 発売:2017年
- 特徴:シンプルな装着感・最大24時間再生(ケース込み)
- 片耳使用可・物理ボタン操作・AAC/SBC対応
2. Zolo Liberty+(上位モデル)
- Bluetooth 5.0対応
- 最大48時間再生(ケース含む)
- カスタムドライバー採用で音質強化
- ノイズアイソレーション付き
Zoloはなぜ消えた?→ Soundcoreへのブランド統合が理由
Zoloが市場から姿を消したのは、Ankerが音響機器ブランドを「Soundcore」に一本化したためです。
この移行によって、製品名は以下のように変化しました:
- Zolo Liberty → Soundcore Liberty
- Zolo Liberty+ → Soundcore Liberty Air / Liberty 2 Pro などに派生
現在はSoundcoreブランドで高性能なANC(アクティブノイズキャンセリング)モデルが数多く展開されており、Zoloよりも機能性・音質ともに進化しています。
Zolo製品は今でも買える?
2025年現在、Zolo製品は公式販売終了済みですが、Amazonやフリマアプリ等で新品または中古品が出回っている場合があります。
ただし注意点として:
- ファームウェア更新に非対応(旧アプリ非対応)
- 保証サポートが受けられない可能性が高い
- バッテリー劣化・Bluetooth不具合のリスクがある
上記の点から、あえて今Zolo製品を選ぶのは非推奨といえます。
Zoloの後継機としておすすめのSoundcoreモデル3選
① Soundcore Liberty 4
- ANC・空間オーディオ・LDAC対応
- アプリでイコライザ設定可・健康計測センサー搭載
② Soundcore A40
- コンパクトサイズ・最大50時間再生
- 通勤通学用に人気の高コスパモデル
③ Soundcore Liberty 2 Pro
- 迫力ある低音・スタジオチューニング対応
- 物理ボタン派にも支持される定番モデル
まとめ:ZoloはSoundcoreに進化。今は現行モデルを選ぶのが正解
ZoloはAnker初期の完全ワイヤレスブランドとして登場し、コスパ重視ユーザーに人気を集めました。
現在は以下の通りです:
- Zoloブランドは事実上終了
- 製品はSoundcoreブランドに統合され、機能性も大幅向上
- 旧Zolo製品はサポート対象外のため、今から購入するのは非推奨
音質・装着感・ノイズキャンセリングなどを重視するなら、今はSoundcore Libertyシリーズの現行モデルをチェックするのが最も賢い選択です。