iPhoneの「非表示フォルダ」は実在しない!?代替テクでスマートに隠す整理術

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iPhoneで「非表示フォルダ」を使いたい?その発想は整理術に活かせる!

iPhoneを長年使っていると、アプリや写真、ファイルなどがどんどん増えていきますよね。
とくに、「人に見られたくないデータをまとめて“フォルダごと非表示にしたい”」と思ったことはありませんか?

残念ながら、iPhoneには「フォルダそのものを非表示にする」標準機能は存在しません。
しかし、発想をちょっと変えれば、工夫次第で「それっぽいこと」は十分可能なんです。

今回は、iPhoneヘビーユーザー向けに「非表示フォルダの代替テクニック」をまとめてご紹介します。


「非表示フォルダ」が欲しい理由とは?用途を整理してみよう

まずは、なぜ“非表示にしたい”のかを明確にしておきましょう。代表的なパターンは以下のとおりです。

  • 写真や動画を誰にも見られたくない(プライバシー保護)
  • アプリの整理の一環で一時的に隠したい
  • 仕事用とプライベート用を切り分けたい
  • 子どもや他人に触られたくないフォルダがある

iPhoneはUIのシンプルさを重視しているため、「隠す機能」は充実していませんが、逆に“整理術”として活用することで目的を達成できる場合があります。


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方法①:フォルダの1ページ目に「空白アプリ」を置いてカモフラージュ

これは“見た目”を非表示っぽくするテクニック。

  1. 隠したいアプリをフォルダにまとめる
  2. 1ページ目に何も入れないか、無関係なアプリを1つだけ配置
  3. 2ページ目以降に本命アプリを格納

こうすることで、フォルダを開いたときに最初のページに何も表示されず、見た目には空のフォルダに見える…というカモフラージュになります。


方法②:ホーム画面からフォルダごと取り除いてAppライブラリへ

iOS 14以降、アプリやフォルダは「ホーム画面から削除」してもiPhone内に保持されます。
この仕様を利用して、特定のフォルダをまるごと“ホーム画面上から非表示”にできます。

手順:

  1. フォルダ内のアプリを1つずつ長押し →「ホーム画面から取り除く」を選択
  2. Appライブラリからアクセス可能(検索やカテゴリから)

これにより、完全ではないにせよ「フォルダが見えない=非表示っぽい」状態を作れます。


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方法③:写真アプリの「非表示アルバム」を使う(ただし注意点あり)

写真・動画に限っては、「非表示アルバム」機能があります。

  1. 写真アプリで非表示にしたい写真を選択
  2. 共有ボタンから「非表示」を選ぶ
    3.「非表示アルバム」に自動で振り分けられる

注意点:

  • 「非表示アルバム」自体は「アルバム一覧」に表示される
  • 完全に非表示にしたい場合は「設定」→「写真」→「非表示アルバムを表示」をオフにする必要あり

限定的ではありますが、簡易的な“非表示フォルダ”として使うには便利です。


方法④:ショートカットアプリで“フォルダっぽい非表示ランチャー”を作る

Apple純正の「ショートカット」アプリを使えば、特定のアプリを隠れランチャーに変身させることができます。

例:見た目は「電卓」だが、タップするとDropbox内の秘密フォルダが開く、など。

手順:

1.「ショートカット」→ 新規ショートカット作成

  1. 任意のアクション(例:「Appを開く」「フォルダを開く」など)を設定
  2. ホーム画面に追加 → アイコンや名前を「カモフラージュ」

フォルダ機能そのものではありませんが、“見せかけの非表示フォルダ”として機能します。


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方法⑤:スクリーンタイムで制限&ロックする

特定のフォルダは隠せなくても、中にあるアプリを制限することで結果的に非表示にできます。

手順:

  1. 設定 → スクリーンタイム
    2.「コンテンツとプライバシーの制限」→「許可されたApp」からアプリを除外
  2. 必要に応じて「App使用時間の制限」で制限時間を設ける

これにより、アプリを開こうとしてもパスコードが必要に。
「隠す」というよりは「制限」ですが、フォルダを“見せかけのロック箱”として使えます。


番外編:アイコンを透明にして“空白ゾーン”に仕立てる

裏技的な方法として、「透明アイコン」を使ってホーム画面上に“見せかけの空白スペース”を作るテクニックもあります。

やり方は以下のようなサービスを利用:

  • iEmpty(https://iempty.tooliphone.net/)などのカスタマイズツール
  • 透明アイコンをホーム画面に並べ、奥にアプリを隠す

やや手間がかかりますが、“背景に溶け込んだフォルダ”は、知っていないと気づけません。


完全な非表示は不可能?Appleの思想を理解しよう

Appleは「ユーザーが簡単に操作できるUI設計」を大切にしているため、「隠す機能」はあえて限定的になっています。
一方で、子どもの使用制限やプライバシー保護という観点から、上記のような“制限を利用した非表示”は活用価値が高いです。


まとめ:非表示フォルダは発想次第!スマートな整理とカモフラージュを楽しもう

✅ この記事のまとめ:

  • iPhoneには「非表示フォルダ」機能は存在しない
  • 代替手段として「Appライブラリ」「検索非表示」「通知オフ」などを組み合わせる
  • 写真は「非表示アルバム」、アプリは「スクリーンタイム」で制限が可能
  • ショートカットや透明アイコンで“見えない整理術”を実現

フォルダをまるごと非表示にしたいというニーズは根強いですが、iOSの仕様を逆手にとれば工夫次第でほぼ実現可能です。
ぜひ、自分だけの“隠しフォルダ術”を見つけて、快適でスマートなiPhoneライフを楽しんでください。

注意事項
※本記事は執筆時点の情報を元に作成しています。仕様や価格、在庫状況などは変更される場合がありますので、最新情報は必ず公式サイト等でご確認ください。
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