はじめに
iPadOSではホーム画面やTodayビューにウィジェットを配置することができ、日常の作業効率や情報収集に役立ちます。特にiPadは画面サイズが大きいため、iPhoneよりも複数のウィジェットを同時に表示できる利点があります。本記事では、2025年時点で実際に利用可能なウィジェットの中から、iPadに適したおすすめのものを10個厳選し、それぞれの機能や利用シーンを事実に基づいて解説します。
ウィジェットとは?
ウィジェットは、アプリの一部機能や情報をホーム画面上に表示できる小型のインターフェースです。天気やカレンダー、タスクなど、アプリを開かずに確認・操作できるため、日々の作業を効率化するのに役立ちます。iPadOS 15以降では、ホーム画面に直接配置でき、サイズも小・中・大から選べるようになりました。
iPadにおすすめのウィジェット10選
1. カレンダー(Apple純正)
今日や今週の予定を確認できる定番ウィジェット。システムアプリのためバッテリー消費も少なく、iCloudカレンダーやGoogleカレンダーと同期が可能です。
2. 天気(Apple純正)
現在地や登録都市の天気・気温・降水確率をリアルタイムで確認できます。大サイズでは時間帯ごとの天気推移も表示され、外出前に便利です。
3. バッテリー
iPad本体だけでなく、接続しているApple PencilやAirPodsのバッテリー残量も表示可能。充電のタイミングを把握するのに役立ちます。
4. リマインダー
タスク管理アプリ「リマインダー」と連動。期限が近いタスクやリスト内容をウィジェットで一覧できます。通知連携で忘れ防止にも効果的です。
5. スクリーンタイム
その日のiPad使用状況を表示。アプリごとの使用時間や回数などをウィジェットで確認でき、デジタルウェルビーイングの意識向上に繋がります。
6. Googleカレンダー
Googleアカウントと連携している場合、Googleカレンダーの予定もウィジェットで確認可能。Apple純正カレンダーではカバーできない機能を補完します。
7. Widgetsmith
カスタマイズ性の高いウィジェット作成アプリ。時計、天気、写真、予定などを自由に組み合わせてオリジナルのウィジェットが作れます。特にデザインにこだわりたいユーザー向け。
8. Things 3
人気のタスク管理アプリ。ウィジェットで「今日のタスク」「次の予定」などを表示でき、GTD方式のタスク整理に適しています。MacやiPhoneとの同期もスムーズです。
9. Notion
ドキュメント管理やタスク整理、データベース構築ができる多機能アプリ。最近のページやToDoリストをウィジェットに表示可能で、日々の仕事や学習に役立ちます。
10. Sparkメール
メールアプリ「Spark」のウィジェットでは、未読メールの数や最新の受信内容を確認できます。Apple純正メールよりも柔軟なフィルタリングが可能です。
ウィジェットの追加・カスタマイズ方法
- ホーム画面で空白部分を長押しし、編集モードに入る。
- 左上の「+」ボタンをタップし、追加したいウィジェットを選ぶ。
- サイズ(小・中・大)を選択し、「ウィジェットを追加」をタップ。
- 配置場所を調整し、右上の「完了」で確定。
一部アプリでは、ウィジェットの内容をアプリ側でカスタマイズする必要があります。
ウィジェット活用のコツ
- 情報密度の高いウィジェットを使う:中・大サイズを使えば1画面でより多くの情報を表示可能。
- ホーム画面ごとに目的別で整理:仕事・プライベート・学習などに分けると、用途ごとの効率が向上。
- バッテリーやパフォーマンスに配慮:常時通信が必要なウィジェットはバッテリーを消耗しやすいため注意。
まとめ
iPadでは、ウィジェットを活用することで日々の作業効率や情報確認が大幅に向上します。Apple純正のものから、サードパーティ製の多機能アプリまで幅広く選べるため、自分の利用スタイルに合わせたウィジェットを選ぶことが重要です。今回紹介した10個のウィジェットは、どれも2025年6月時点で利用可能な実績のあるものばかりです。まずはホーム画面を見直し、使いやすい構成にカスタマイズしてみましょう。